幾世紀を生きる吸血鬼の恋　ジム・ジャームッシュ最新作公開迫る

何世紀も生き続ける吸血鬼の恋人たちを描いたジム・ジャームッシュ監督の最新作『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』が、12月20日（金）から全国公開される。

（C）2013 Wrongway Inc., Recorded Picture Company Ltd., Pandora Film, Le Pacte &Faliro House Productions Ltd. All Rights Reserved.

根強いファンも多いジム・ジャームッシュ監督。そのオフビートの感覚に酔いしれよう。

ジム・ジャームッシュはアメリカの映画監督。カンヌ国際映画祭カメラ・ドールに輝いた『ストレンジャー・ザン・パラダイス』（1984年）や、コーヒーを飲む人たちのオムニバスからなる『コーヒー&シガレッツ』（2003年）などで知られている。独特の映像美や音楽センス、オフビートの感覚などで熱狂的なファンを獲得。ミュージシャンやクリエーター、アーティスト達からも敬愛されている。

今回の『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』は、『リミッツ・オブ・コントロール』（2009年）以来4年ぶりとなる最新作。7年間構想を続けていたという作品で、カリスマ的ミュージシャンの顔も持ちながら、何世紀もの間生き続ける吸血鬼アダムと、その恋人で同じく吸血鬼のイヴとの、現代でのラブストーリーを描いている。

（C）2013 Wrongway Inc., Recorded Picture Company Ltd., Pandora Film, Le Pacte &Faliro House Productions Ltd. All Rights Reserved.

アダム役に『アベンジャーズ』（2012年）などのトム・ヒドルストン、イヴ役に『ナルニア国物語』シリーズなどのティルダ・スウィントンが出演している。
今年のカンヌ国際映画祭、トロント国際映画祭に出品され、話題となった。

『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』は、12月20日（金）から大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんばなど全国各地の映画館で公開される。

世界中から敬愛される映画アーティストが手がけた美しいラブストーリーを、ぜひクリスマスに。