シネ・ヌーヴォで「ロシア・ソビエト映画」特集

大阪のシネ・ヌーヴォで6月9日（土）から1カ月以上の期間にわたり、「ロシアソビエト映画大特集2012」が行われる。

『戦争と平和』（総集編）

常に古き良き映画作品を発掘しつづけているシネ・ヌーヴォが、今回はロシア・ソビエトの名作映画をセレクト。映画の黎明期から作られ、世界中で高く評価されてきた同国の作品を集中公開する。
大阪では過去最大規模となる、32作品を上映。「20～60年代」「70年代」「80年代」「時代を越えた文芸映画の傑作」「80-90年代以降ソクーロフ映画特集2012」の5つのカテゴリーに分類し、ロシア・ソビエト映画の歩みをたどることができる回顧特集になっている。

中には、「世界映画史上の先駆的傑作」「映画史上のベスト・ワン」と称される『戦艦ポチョムキン』（1925年）も上映される。ほかにも、3時間44分の超大作『カラマーゾフの兄弟』、4時間弱の名作『戦争と平和』なども。

数々の名作を生み出したロシア・ソビエト。その映画文化の土壌の豊かさを、ぜひ体感していただきたい。7月13日（日）まで。