ゆったり味わう落語と映画の名作　十三で「コテン劇場」開幕へ

古典落語と名作映画を合わせて楽しむ「十三コテン劇場～古典落語とクラシカルシネマ～」がシアターセブンで開催される。「落語的語り口」によるオススメ映画の紹介も。

落語の軽妙な語り口で、映画の新たな楽しみ方を見つけよう。

十三コテン劇場は、大阪・十三のミニシアター・シアターセブンが開催するイベントで、古典落語を楽しんだ後に名作映画を観賞するというもの。
まず前半で、かつて映画監督を志していたほど映画好きの落語家・桂米紫さんが「はてなの茶碗」を上演するとともに、「落語的語り口おススメ映画紹介」もあわせて披露。
その後、1946年の名作アメリカ映画『素晴らしき哉、人生！』（130分）が上映される。

『素晴らしき哉、人生！』

シアターセブン初の「寄席と映画のコラボレーション」となった今回。「落語をもっと身近に」をコンセプトに、一風変わった落語会を企画・制作しているユニット「さかいひろこworks」との共同開催となる。同館で映画を鑑賞したさかいさんと、「映画と落語2つの“古典”を通して、多くの人に“古き良きもの”をお楽しみ頂けるのではないか」と話したことから、実現したという。
同館担当者は「ゆったりしながら、落語と映画を楽しんで頂ける、なかなかない企画だと思っています。落語と映画の主人公それぞれに起こる“ミラクル”をお楽しみください」と呼びかけている。

若手の注目株、桂米紫さん

「十三コテン劇場～古典落語とクラシカルシネマ」は、8月3日（土）の大阪・十三のシアターセブンで開催される。15時と19時の2回実施予定。
落語と映画のコラボレーションを堪能しよう。