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日南響子さん主演『桜姫』公開中 青木崇高さんが語る“男の所作”

モデル・女優の日南響子さんが濡れ場を演じ、話題となった映画『桜姫』が、現在全国で公開されている。今回、相手役の権助を演じた青木崇高さんに、作品の見どころを聞いた。


「時代劇としての所作に気をつけました」と話す青木崇高さん

一風変わった世界観の、新感覚時代劇が誕生。その映像美と“粋”に酔いしれよう。

『桜姫』は、江戸時代の劇作家・鶴屋南北の「桜姫東文章」を題材にしたファンタジー時代劇映画。
高家の娘・桜姫が、自分を襲った盗賊・権助に恋い焦がれ、権助に会いたい一心で遊女に身を落とす。行きついた先の遊郭で一番人気の遊女となるも、他の遊女やいわくありげな僧侶などが登場し…というストーリー。
メガホンをとったのは『探偵はBARにいる2』などを手がけた橋本一監督。主演の桜姫を女優・モデルとして活躍する日南響子さんが、相手役の権助を『一命』『龍馬伝』『るろうに剣心』の青木崇高さんが演じている。遊女としての日南さんの濡れ場シーンが多いことでも話題となった。

桜姫
(C)2013「桜姫」製作委員会

時代劇への出演が続く青木崇高さんは、「普段から日本的な所作に気をつけています。腰をしっかり落として重心を下にして動くことを心がけました」と日ごろの鍛錬の話を披露。その甲斐もあって、今作でも迫力ある殺陣を演じている。
「最後に大立ち回り、というのは時代劇の大きな見せ場の一つ。しっかり戦う姿を見せたいなと思いました」。
男としてのカッコ良さも積極的に追及したかった、と話す。橋本監督とも「テレビではなかなかできないけど、カッコいいことをやっていこう」と話しあったという。「ちりとてちん」で着物の着こなし、『一命』『龍馬伝』『るろうに剣心』で所作や戦い方、見得のきり方を学んできた、その経験を総動員して演技にあたった。

憧れる俳優の1人は、三船敏郎さん。「いまは時代劇を演じることのできる人が少なくなってきた。いろいろ勉強しながら、しっかり時代劇で活躍できる俳優になりたい」という意気込みを見せる。その青木さんの粋とカッコ良さが炸裂した映画『桜姫』。しびれるような所作をぜひ堪能したい。

桜姫
(C)2013「桜姫」製作委員会

『桜姫』は、6月29日(土)から全国各地で公開中。関西ではアポロシネマ8、テアトル梅田、T・ジョイ京都、イオンシネマ久御山、元町映画館、シネパレス山陽座で上映。

予告編

詳細情報
上映日程 6月29日(土)~
映画館 ・大阪
アポロシネマ8、テアトル梅田

・京都
T・ジョイ京都、イオンシネマ久御山

・兵庫
元町映画館、シネパレス山陽座

サイト 『桜姫』公式サイト
http://sakurahime-movie.com/