切り絵を動かす独特なアニメーションと、実写を融合させた話題の異色映画『燃える仏像人間』(2012年、80分)が、第七藝術劇場、元町映画館、京都みなみ会館で公開される。
異空間に吸い込まれたような感覚を楽しもう。
『燃える仏像人間』は、不気味な切り絵と背景を一体にした映像で、人間と仏像の融合生命体が繰り広げる怪奇世界を描いた異色のアニメーション映画。実家の寺の仏像が盗まれてしまい、両親を殺されてしまった女子高生が、仏像と人間が融合した生命体の謎に迫る、というストーリー。
アニメの表現技法の一つで、一枚絵や切り絵を用いて、その動きとカメラワークで表現する「劇メーション」という手法を取り入れている。
(C)「燃える仏像人間」製作委員会 |
京都嵯峨芸術大学を卒業し、現在宇治市在住だという宇治茶さんの監督デビュー作品。大学自体から、劇メーションという手法に興味をいだき、個人制作を続けてきたという。
原作・プロデューサーを関西で活躍する玩具プロデューサーの安齋レオさんがつとめているほか、井口裕香さん、寺田農さん、原知佐子さんらが声優として参加している。主題歌は、「エヴァンゲリオン」アスカのコスプレとものまねで人気の吉本芸人、桜・稲垣早希さんが担当。
(C)「燃える仏像人間」製作委員会 |
『燃える仏像人間』は第七藝術劇場で6月29日(土)から、元町映画館で7月13日(土)から、京都みなみ会館で7月20日(土)から、それぞれ1週間公開される。
公開されるや否や、その驚きの映像体験が多くの反響を呼んだ話題作。ぜひこの機会に。
予告編 |
詳細情報 |
上映日程 |
・第七藝術劇場 6月29日(土)~7月5日(金) ・元町映画館 7月13日(土)~7月19日(金) ・京都みなみ会館 7月20日(土)~7月26日(金) |
映画館 |
第七藝術劇場 (大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ6F、TEL 06-6302-2073) 元町映画館 京都みなみ会館 |
サイト |
『燃える仏像人間』公式サイト http://moebutsu.net/ 第七藝術劇場 http://www.nanagei.com/ 元町映画館 http://www.motoei.com/ 京都みなみ会館 http://kyoto-minamikaikan.jp/ |