（元町映画館からの寄稿です） |
「モトマチセレクション」とは「“今、スクリーンで観たい映画”を元町映画館独自の視点で選ぶ、新旧洋邦、ジャンル問わずの不定期企画」です。
今までには
『ヤン・ヨンヒ監督特集』
『今泉力哉監督特集』
『愛・ゾンビ博2013』
などを上映しています。
6/15(土)～21(金)の一週間、ドキュメンタリー映画「アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影」の上映に合わせ、アントン・コービン初監督作「CONTROL」を上映します。
伝説のバンド、“ジョイ・ディビジョン”のボーカル、イアン・カーティスの23年の短く疾走した人生を描いた作品です。
 『コントロール』(c)Northsee Limited 2007 |
アントン・コービン監督が持つ70年代の不況のイギリスのイメージが灰色で、ジョイ・ディビジョンのイメージが黒だったことからモノクロで撮影されています。
 『コントロール』(c)Northsee Limited 2007 |
ステージの眩い光り、イアン・カーティスの苦悩の影。
フォトグラファーらしい、端正な構図。
そして、主演のサム・ライリーがイアン・カーティスの歌だけでなく、独特のダンスまでをマスターしてのパフォーマンスは必見です。
 『コントロール』(c)Northsee Limited 2007 |
映画「24アワー・パーティ・ピープル」でも描かれていたファクトリー・レコードのトニー・ウィルソンも登場します。
彼の番組、So it goesでの“Transmission”は実際の出演時と構図も似せているので鑑賞後にYouTubeで見比べてみるのも面白いです。
今回、35㎜フィルムでの上映ですので、モノクロの陰影が綺麗に出ています。
音楽だけでなく、写真やアートに興味がある方は必見です！
 『コントロール』(c)Northsee Limited 2007 |
さて、8月で元町映画館は3周年を迎えます。
今までの周年記念でもモトマチセレクションを上映しています。
2011年『ビクトル・エリセ監督特集』
2012年『幻想の魔術師カレル・ゼマン』
3周年記念のモトマチセレクションもご期待下さい！
「CONTROL」
http://control-movie.jp/indexp.html
6/15(土)～6/21(金)一週間限定上映 18:00から
「アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影」
http://www.antoncorbijn-movie.jp/
6/15(土)～6/21(金)一週間限定上映 20:20から
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