キネプレが共同開催する映像上映イベント「シネパラード」が、大阪・緑橋のアトリエ「♭(フラット)」で4月21日(日)催される。
2月に第1回が開催され、好評を博した「ごちゃまぜ」映像イベントの第2弾。
シネパラードは、ウェブマガジン「キネプレ」と、大阪・緑橋にあるアトリエ「♭(フラット)」の共同開催イベント。フラットは、もともと印刷工場だったといい、ランドスケープデザインなどを手がけるアーティストのハナムラチカヒロさんらがクリエイティブシェア活動を展開。何年にもわたって自分たちの手で改装・改良を進めてきた。
「この空間を使って何か楽しいことを生み出せないか」と考え、キネプレが企画に参加することになり、「映像の見世物小屋」と銘打ったシネパラードの第1回を2月17日に開催。100名を超える来場者を迎え、盛況に終わった。
「シネパラード」は、「シネマ(映画)」と「パラード(フランス語で見世物小屋や巡業小屋の意味)」を組み合わせた造語。
多くの人でにぎわった1階ブースの様子 |
第2回の今回も、多種多様な作品を上映する。
前回好評だったアニメ制作上映団体PEASの「ショートアニメ詰め合わせ」をはじめ、石井岳龍監督の教え子である神戸芸術工科大学の学生たちが神戸100年映画祭の企画で制作したSF短編『畜生な煙』(30分、向田優監督)や、京都の一条通りを舞台に制作され松本商店街映画祭でグランプリを受賞した怪談物『やわ』(15分、佐藤絢美監督)がスクリーンに登場する。
『畜生な煙』 |
『やわ』 |
さらに、キネプレと映画専門学校講師・西尾孔志さん主宰のワークショップが共同制作したショートムービー「映画館へ行こう」の第1弾・第2弾も、YouTubeの画面を飛び出し大スクリーンで上映される。上映後には、ボードゲーム制作チーム「タンサンファブリーク」が制作した映画感想ゲーム「カタラシテーナ」の初お披露目も行われる。
第1弾『女優たるもの』 |
第2弾『見知らぬ観客』 |
また、多彩なブース出店も魅力だ。
『ガンダム』や『シティーハンター』『カウボーイビバップ』など有名アニメを手がけたアニメーター吉田徹さんがイラストドローイングを披露・販売するほか、フラットのレトロな雰囲気に合わせて駄菓子コーナーを開設。その他さまざまな店舗が出店する。
合わせてパンなどの軽食、缶ビールやコーヒーなども販売。参加者が映画鑑賞の合間にくろつぎ、交流し合う場を創造する。
第2回シネパラードは、4月21日(日)、大阪・緑橋のフラットで開催。
ちょっと新しい映像体験を、ぜひこの機会に。
■開催日程
4月21日(日)
10時開場、11時上映開始
19時30分上映終了、20時30分閉幕
■料金
1,000円(1ドリンク、パン付き)
※入退場自由
■開催場所
アトリエ「♭(flat)」(大阪市東成区中本3-10-2)
※地下鉄中央線・今里筋線「緑橋」駅 3番出口徒歩5分
※JR「森ノ宮」駅 徒歩10分
■サイト
第2回シネパラード
http://www.cinepre.biz/?page_id=3908
シネパラードイベントページ(Facebook内)
http://www.facebook.com/events/505292662851056/
ショートムービー「映画館へ行こう」
http://www.cinepre.biz/?page_id=4085
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