石崎チャベ太郎・桜木凛がW主演　七芸で『体温』上映

ラブドールと暮らす青年と、ラブドールにそっくりなキャバクラ嬢の物語を描いた映画『体温』（石崎チャベ太郎・桜木凛W主演）が、第七藝術劇場で上映される。

話題の、ラブドールを軸にした悲しいラブストーリーが、大阪で限定公開される。

『体温』（2010年、72分）は、ラブドールとともに暮らす孤独な青年と、そのラブドールにそっくりなキャバクラ嬢のラブストーリー。互いの孤独を埋めるように近づきながらも、うまく感情をかみ合わせることができない様子を描いている。
孤独な青年役は、映画『男たちの大和』や連続テレビ小説『芋たこなんきん』などに出演した石崎チャベ太郎さん。キャパ嬢とラブドールの2役を、「恵比寿マスカッツ」のメンバーでVシネマにも多数出演しているセクシー女優・桜木凛さんが演じている。

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監督は、緒方貴臣さん。初の監督作品『終わらない青』が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門にノミネート。沖縄映像祭2010では、準グランプリを受賞した。
「私たちの身の回りは機械やモノであふれています。その中に、本当に無いといけない程大事なものはどれくらいあるのでしょうか」と話す緒方監督。「『創世記』の『アダムとイブ』をモチーフに、楽園追放を新しい解釈で描いた」という。