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大阪アジアン映画祭開幕 珠玉のアジア作品が集結

第8回大阪アジアン映画祭がいよいよ開幕。梅田ブルク7、梅田ガーデンシネマ、シネ・ヌーヴォ、第七藝術劇場など大阪市内の各会場で、アジア発の映画作品が一挙上映される。

大阪にアジア映画が集結する人気の祭典が、今年もいよいよ開幕する。

今年で8回目を迎える大阪アジアン映画祭は、優れたアジア映画の鑑賞機会を提供し、大阪での映像制作活動の促進を支援することを目指して開催されている。毎年多くのすぐれたアジア映画が集結するほか、多数の劇場で同時開催されることもあり、大阪の春の定例イベントとして映画ファンから人気を博している。

今回上映されるのは、コンペティション部門、特別招待作品部門、インディ・フォーラム部門。また特集企画として、「Special Focus on Hong Kong」「Director in Focus : リー・ユーの電影世界」「GTHの7年ちょい 〜タイ映画の新たな奇跡」「日本映画人のニュー・フロンティア」「東日本大震災から2年「メモリアル3.11」」が予定されている。
その他も関連イベントとしてポスター展や映画講座、ブックフェア、トークイベントなども企画されており、大阪がアジア映画に染まる10日間になりそうだ。

オープニングを飾るのは、香港の巨匠ジョニー・トー監督の『毒戦』。トリとなるクロージング上映はリー・ユー監督の『二重露光~Double Xposure~』。その他キルギスからの『誰もいない家』など海外からの作品も多数集結している。


『毒戦』(c)2012 Beijing Hairun Pictures Co., Ltd. All Rights Reserved.

『二重露光~Double Xposure~』(c)Laurel Films.

また、大阪・新世界を舞台に『新世界の夜明け』を撮ったマレーシア出身のリム・カーワイ監督が、大阪・ミナミを舞台に制作した『Fly Me to Minami~恋するミナミ』の初披露も行われる。


『Fly Me to Minami~恋するミナミ』(c)Duckbill Entertainment

インディ・フォーラム部門には、大阪の映画制作助成コンペティション「シネアスト・オーガニゼーション大阪」(通称:CO2)が手かげる助成作品も上映。新進気鋭の若手の作品に触れることができる。


『丸』(CO2助成作品)

『戦争と一人の女』(c)2012戦争と一人の女製作運動体

アジア映画の最新作・話題作から、若手の野心作まで、見どころもりだくさんの一大映画イベント。
大阪がアジア映画に染まる10日間を堪能したい。

■開催日程
3月8日(金)~17日(日)

■会場
梅田ブルク7、梅田ガーデンシネマ、シネ・ヌーヴォ、第七藝術劇場、プラネット・スタジオ・プラス・ワン、大阪歴史博物館、ABCホール、大阪市中央公会堂

■サイト
「第8回大阪アジアン映画祭」公式サイト
http://www.oaff.jp/2013/
アジアン映画祭いよいよ  大阪シネマフェスが表彰式 【キネプレレポート】
http://www.cinepre.biz/?p=4726
ミナミ舞台の恋愛映画 リム・カーワイ監督が制作中 【キネプレニュース】
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