(シネ・リーブル梅田からの寄稿です) |
『シネ・リーブル梅田』ってどういう意味がこめられているかご存じですか?
日本語に訳すと『自由な映画館』となり、様々なお客様に自由に映画を楽しんでいただきたい、という想いをこめて名付けられたのです!
そんなシネ・リーブル梅田のことや、そこで働くスタッフのこと、上映作品についてなど、思いつくままにご紹介していきます。
初回を担当させていただく私は、実は、学生のときにシネコンでアルバイトをしていました。その影響もあり、やはりシネコンで上映するいわゆるメジャーな映画作品をメインに観ていました。
が! シネ・リーブル梅田で働き始めてからは多くのミニシアター系の作品やファンの方々に触れ、映画の世界の奥深さ・素晴らしさを再確認しました! 何度もじっくりと観返したくなる映画や、うわ~これはいい映画を観たな~と後からじわじわきて忘れられなく映画、みんなにおすすめしたいけど独り占めもしたい!という気になる映画。。。本当に、一度しかない人生の中でこの映画に出会えてよかったな、と思わせてくれる映画にたくさん出会えました。
しかしそこまで思えたのはやはり劇場で観たからこそではないかな、と個人的には思っています。
上映時間になり場内の照明がだんだんと暗くなると、いよいよ始まるぞという期待に満ちた空気が漂い、コメディー映画でクスクスした笑いが起こると自分が思った以上に面白く感じ、ホラー映画でビクッとしたシーンが同じならば何故か連帯感のようなものが生まれ、ヒューマンドラマを観て一緒に涙するのが心地よく、一人で観たら味わえない良さがつまっています。
そしてそういった映画館独特の良さはシネコンよりミニシアターの方が発揮されているな、と感じます。ミニシアターにご来場下さるお客様は映画を本当に大切に思ってくださっているのがよくわかります。
お客様が来て下さって初めて劇場の雰囲気が完成すると思うのです。新作が封切されるたびに欠かさず来て下さり、お気に入りの座席を取っていかれたときや、常連さん同士が映画を待っている間に談笑されている姿をみると本当にほっこりします。
映画館スタッフとしてはその空気を守り、よりよい環境を作っていかなくてはな、と思うのです。
そんなシネ・リーブル梅田の空間づくりのこだわりのひとつは、全面ガラス張りの広々としたロビーです!
入ってすぐの明るく開けた空間は、初めて来たときは「おお!」と思っていただけると思います。朝はやわらかな光がさしこみ、夜はキレイな夜景が楽しめます。
そしてラインナップにもこだわっています。
当館は各線の梅田駅から少し距離がありますがその距離を苦ではなかったな、と思っていただける映画を提供すべく作品選びをしています。
現在でいうと、笑いと感動が織りなす最強のハートウォーミング・ストーリー『人生、ブラボー!』や、とびきりキュートで新しいミラクルなラブストーリー『ルビー・スパークス』が絶賛上映中です!
『人生、ブラボー』(C)2011 PCF STARBUCK LE FILM INC. |
『ルビー・スパークス』(c)2012 Twentieth Century Fox |
様々な世代の方にご満足いただける映画のご提供をモットーに、これからもお客様にとって“大事な一本”をお届けしていきます。
『人生、ブラボー!』公式サイト
http://jinseibravo.com/
『ルビー・スパークス』公式サイト
http://movies.foxjapan.com/rubysparks/