(シネ・ピピアからの寄稿です) |
こんにちは。シネ・ピピアスタッフのオクです。
これからピピアのスタッフが入れ替わりで、書いていきますのでよろしくお願いします。
シネ・ピピアは震災の復興を目指して作られた映画館です。阪神・淡路大震災では、宝塚の地も被害が酷かった場所の一つ。そんな中、阪急売布神社の駅前に、文化的刺激で少しでも市民の方が元気になって欲しいという思いからこの映画館が建てられました。
昨年末からは、デジタルシネマ機器導入について、市への嘆願書の署名をたくさんいただきましたが、『ここで、映画が見れんようになったら困るわ~』というお客様の声が沢山聞くことができました。
実は、私もこの映画館でその文化的刺激を受けた市民のひとりです。元々映画とは全く無縁だったのですが、越してきたこの宝塚に映画館があったおかげで、少しずつ映画との距離が縮まりました。今になって思えば、観客のひとりだった時、近所でポニョも観れて、ある時は、高峰秀子が拝めて、恵まれた環境に居たんだなぁと。
シネ・ピピア近隣には商業施設が無く、本当に住宅街にたたずむ映画館なのですが、この映画館の魅力はそこにあるのかなぁと思ってます。正に地域密着型です。
一月には、「映画館を開かれた場所に…」という事で、『シネマルシェ@たからづか』という催し物をしました。
ロビーでこだわりのパンや手作り雑貨を並べて販売するのですが、そこで出店者の方々とお客様の方々が入り混じっている光景はとても良いものでした。ゆくゆくは近所の方々も巻き込んで、映画好きの皆様を増やせていければと思っています。
シネマルシェは毎月第三日曜にオープンしています。どうぞ、お気軽に遊びにいらして下さい。お待ちしています♪