フランスの巨匠ロベール・ブレッソンが手がけた『白夜』(1971年、83分)が、京都シネマで公開中。2月8日(金)まで。2月9日(土)からは神戸アートビレッジセンターでも上映される。
(c)Gian Vittorio Baldi |
映画ファンを魅了してきた伝説の作品が、大阪に続き京都と神戸で上映される。
『白夜』は、ロシアの文豪ドストエフスキーの短編小説を映画化したもの。原典は9世紀のペテルブルクの物語だが、今作では舞台を20世紀のパリに移し、若き二人の男女の恋を描いている。
監督は1999年に逝去したフランスの巨匠、ロベール・ブレッソン。職業俳優を使わず、感情表現を抑えた演出を貫いた作品を多数制作。世界中の映画賞の栄冠に輝き、多くの映画人から敬愛されている。
(c)Gian Vittorio Baldi |
今回は、ブレッソン監督作の中でも特に人気の高い『白夜』を、京都シネマと神戸アートビレッジセンターで上映。すでに東京のユーロスペースと、梅田ガーデンシネマで上映されており、映画ファンの間で大きな話題を呼んでいる。多くの映画監督にも多大な影響を与えという伝説の作品を、美しいニュープリントで体感したい。
『白夜』は、京都シネマで現在公開中。2月8日(金)まで。2月9日(土)からは神戸アートビレッジセンターで上映される。
■上映日程
京都シネマ 1月19日(土)~2月8日(金)
神戸アートビレッジセンター 2月9日(土)~2月22日(金)
■映画館
京都シネマ
(京都市下京区烏丸通四条下る西側COCON烏丸3F、TEL 075-353-34723)
神戸アートビレッジセンター
(神戸市兵庫区新開地5-3-14、TEL 078-512-5500)
■サイト
『白夜』公式サイト
http://www.byakuya2012.com/
京都シネマ
http://www.kyotocinema.jp/
神戸アートビレッジセンター
http://kavc.or.jp/