韓国のホン・サンス監督が手がけた恋愛映画4作品を一挙上映する「ホン・サンス/恋愛についての4つの考察」が、1月12日(土)から神戸アートビレッジセンターでスタートする。
『ハハハ』 |
世界3大映画祭での評価も高い恋愛映画の名手。その珠玉の4作品が、一挙上映される。
ホン・サンスさんは、韓国の映画監督。初監督した『豚が井戸に落ちた日』が青龍映画賞の新人監督賞を受賞。2010年のカンヌ国際映画祭で「ある視点」部門グランプリを獲得するほか、2012年の同祭ではコンペティション部門に最新作『3人のアンヌ』を出品するなど高い評価を受けている。同監督が世界で注目されたのは、2003年前後。パリで過去作品が上映されたことを皮切りにヨーロッパでの人気が上昇し、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアの世界3大映画祭にも出品されるようになったという。
今回の「ホン・サンス/恋愛についての4つの考察」は、同監督が手がけた恋愛映画4作品を一挙上映するというもの。東京を皮切りに全国で順次催され、好評を博している。関西では、シネマート心斎橋につづき2回目の開催となる。上映されるのは、『よく知りもしないくせに』(2009年、126分)『ハハハ』(2010年、116分)『教授とわたし、そして映画』(2010年、80分)『次の朝は他人』(2011年、79分)の4作品。それぞれ、「過去の恋」「一目惚れ」「三角関係」「出会いと別れ」という恋愛の様々な姿を描いている。
『次の朝は他人』 |
どこにでもいる男女の恋愛を描き、多くの共感を得ているというホン・サンス監督の4作品。ぜひこの機会に鑑賞し、恋愛についての考えを巡らせてみてほしい。上映期間は1月12日(土)~25日(金)。場所は神戸アートビレッジセンター。
※同館が定期的に行っている恒例の催し「えいがのみかた」の最新回を1月16日(水)に予定。今回は韓国出身のチョ・ナヨンさんを講師として招き、映画で使用されている簡単な韓国語や韓国の文化について学ぶ交流イベントを実施する。同館は「映画だけでなく、好きな俳優やK-POPなど、女子の目線で語り合いながら、制作国の文化を知って、映画をより楽しんでいただければ」とPR。イベント参加者は、上記4作品のうち1本を鑑賞することができる。(イベント要予約。詳細はこちら)
■開催日時
1月12日(土)~25日(金)
■料金
一般1,700円、学生1,400円、シニア1,000円
3作品券3,900円、4作品券4,800円
■会場
神戸アートビレッジセンター
(神戸市兵庫区新開地5-3-14、TEL 078-512-5500)
■サイト
「ホン・サンス/恋愛についての4つの考察」公式サイト
http://www.bitters.co.jp/4kousatsu/
神戸アートビレッジセンター
http://kavc.or.jp/
神戸アートビレッジセンター 映画館情報公式サイト
http://kavccinema.jp/