2023年6月10日(土)、11日(日)に、アニメ・ドラマ・K-POPなど「推し」コンテンツが集う関西最大級の推しイベント「ちゃやまち推しフェスティバル」が、梅田・茶屋町一帯で開催された。
今回は、6月11日(日)に開催されたTVアニメ「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」のステージイベントの様子をお届けする。
ファイルーズあいさん(左)、愛美さん(中央)、楠木ともりさん(右) ©MBS
同作の「クライマックス目前!スペシャルトークイベント」と題し開催され、ファイルーズあいさん(アナーキー役)、愛美さん(ブルー役/とオープニングテーマも担当)、楠木ともりさん(狂太郎役)が登壇した。
「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」は、謎の組織SSCによってオタク文化が排除された日本で、オタク文化をこよなく愛する若き革命家・オタクヒーローと、彼を慕う3人の魔法少女アナーキー、ブルー、ピンクたちが、「好きなものを好きなだけ好きと言える世界」を取り戻すための戦いに挑む、完全オリジナルストーリー。
およそ10年前のオタク文化の描写や、破天荒でありつつもテンポよく描かれるストーリーやバトル、個性的な魔法少女の変身シーンなどが評判となっていた。
ファイルーズあいさん ©MBS
ファイルーズさんは、当日準備していた衣装が壊れてしまったというトラブルがあったとのことで、急遽今回のイベント「ちゃやまち推しフェスティバル」の公式Tシャツを着て登場。オリジナルのダメージ加工を施しての見事な着こなしに、観客から拍手が起こっていた。
「会話が成り立ちにくい関西弁の魔法少女」ブルーを演じる愛美さんは、兵庫県出身ということで、「今回の関西でのイベントに縁を感じています。ここまでコテコテの関西弁のキャラクターを演じたのは初めてだったので楽しかったです」とあいさつ。
愛美さん ©MBS
楠木さんは、「私が演じる狂太郎は毒舌で、よく死ぬマスコットです(笑)。かわいいのは見た目だけ」と話し、すでに鑑賞済みのファンからは納得の笑いが上がる一幕もあった。
楠木ともりさん ©MBS
キャラクター紹介パートの際、それぞれの推しキャラについて聞かれると、ファイル―ズさんは「狂太郎です。毎回ボコボコにされていて(笑)とてもかわいらしいですし、楠木さんのアドリブの入れ方も、キャラクターの奥深さにつながっていてステキだなと思っています」と発表。楠木さんは「アナーキーとなかなか一緒にアフレコするタイミングが少なかったので、そう言っていただけてうれしいです」と大喜びだった。
愛美さんは「ブルーです。自分が演じていているのですが、自分と切り離して客観的に見て楽しんでいます。台本をもらうとき『今回はどんな危険なワードが書かれているんだろう』と楽しみに待っていたりしました(笑)」と発表。
そして楠木さんは、「オールドリーダー」(声:杉田智和さん)だと話し、「それぞれの持つオタク像の違いが明確に描かれていて、最終的にオールドリーダーなりの葛藤も見えたので、好きになりました」と振り返った。
続いて、3人が「推しシーン」を紹介するコーナーでは、楠木さんは第5話「山の神に慈悲の心はない」のシーン。狂太郎が何度も死ぬ場面をセレクトしたほか、ファイル―ズさんと愛美さんは、胸アツ展開に視聴者からも大きな反響があった、迫力のライブシーン満載の第8話「オタクヒーローと魔法少女の歌唱シーン」をピックアップ。
そのシーンがイベント中のスクリーンで投影されると、改めて鑑賞したファンから大きな拍手が巻き起こった。
イベントの最後には、ファイルーズさん、愛美さん、楠木さんよりファンへメッセージがおくられた。楠木さんは、「クライマックスになってきて『ここはどうなっているんだろう』っていうシーンが増えてきました。ぜひぜひ最後までこの盛り上がりを楽しんでください」とあいさつ。イベント前日より販売開始となった狂太郎Tシャツも「ぜひ買ってください!」とアピールした。
愛美さんは「私も、視聴者の皆さんの考察を見て楽しんでいます。残り少なくなりましたが、一緒に楽しんでいただければと思います」と呼びかけ。
ファイル―ズさんは「アニメオリジナル作品ならではのハラハラ感、先の見えなさがあるので、最終話まで一緒に駆けぬけていただけるとうれしいです!」と締めくくり、イベントは終了した。
©MBS
TVアニメ「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」はMBS/TBS/BS-TBS“アニメイズム”枠他にて2023年4月7日(金)より絶賛放送中。ABEMA/DMM TVや各種配信サイトでも順次配信中。
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