2023年6月10日(土)、11日(日)に、アニメ・ドラマ・K-POPなど「推し」コンテンツが集う関西最大級の推しイベント「ちゃやまち推しフェスティバル」が、梅田・茶屋町一帯で開催された。
今回は、6月10日(土)に開催されたドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」のステージイベントの様子をお届けする。
齊藤 なぎささん(左)、藤原 樹さん(右)©MBS
登壇したのは、出演者の齊藤 なぎささん、藤原 樹さん(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)。ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」は、「サイコミ」にて連載され、女子を中心に口コミで火がつき単行本が累計500万部を突破するなど人気を博した同名漫画のドラマ化作品。レンタル彼女、パパ活、整形、ホストなどをテーマに、様々な思いを持つ5人の女性たちが各章で主人公となって物語が進んでいく。それぞれのリアルなコンプレックスや等身大の悩みが共感を呼び、ファンの間でもキャラクターのコスプレが続出するなど、今注目のドラマ作品の一つだ。
ドラマは2022年春にシーズン1が放映。現在は今年2023年5月からシーズン2が絶賛放映中。
今回登壇した齊藤 なぎささんは、ホストクラブにハマり歌舞伎町で生きる「ゆあ」役で出演。藤原 樹さんは、そのゆあがハマる歌舞伎町のイケメンホスト「ハルヒ」を演じている。とくに5月に放映された特別編では、ゆあの過去を描いた物語が展開され、反響を呼んだ。
齊藤さんは「本作が大きなターニングポイントだった」と語り、「ライブでも『ゆあを見てファンになりました!』って言ってくれる人がいたり、街中で『ゆあですよね』と声をかけていただいたり。それがうれしかったです」とコメント。
オーディションの時からゆあに強い思い入れがあったという齊藤さん。作中のゆあのような衣装や小物を自分で身に着けて臨んだそうで、ファンからも「ゆあっぽい」と言われることもあるという。「実はゆあは、自分の思いを言葉にすることができる、強い女の子。かっこいいなあと思ってます」と思いを語った。
齊藤 なぎささん ©MBS
藤原さんも、作品を通してファンが広がったと話し、「ライブに『ゆあ』の格好で来るファンの方もいますよ」と話すと、齊藤さんから「うれしい」と反応が。「ハルヒ役で僕のことを知ってくださった方も多くて、すごくうれしいです。ハルヒという役を演じるにあたって、ホストのたたずまいを学びました」と役作りについて振り返る。実際のホストの方にもいろいろ教えていただく機会があったという。
司会から「目の演技がすごく良い」と言われた齊藤さんは、ゆあというキャラクターの表情も、その時の感情を研究しながら演技していったと話す。
「スペシャルドラマでは、目もパワーアップしていましたよね」と話を振られると、その強い目線を向けられる相手役である藤原さんも「それに負けないように、演技に力が入りました」とコメント。
メイクを自分でも取り組んでいたという齊藤さんは、「撮影期間中は、ゆあの姿で過ごすことも多かったです。ゆあの気持ちに近づけたかなと思います」と振り返った。
藤原 樹さん ©MBS
途中、二人が自分たちの「推し」シーンを話す場面も。齊藤さんは「え、ずる」と話すシーンの顔を原作になるべく近づけたくて、毎日鏡の前で練習していたという。「なんとか自分なりに満足のいく演技ができたと思いますので、ぜひ見てみてください」と呼びかけた。
藤原さんは、ゆあとの大ゲンカシーンを挙げる。撮影の時に「いい意味で原作にとらわれず、二人の感情を大事にして」と演技指導を受けたといい、そのおかげで迫力のある、感情移入のできるシーンが生まれたそうだ。
二人がいま推しているものを聞かれると、齊藤さんは「ハリー・ポッターです。映画を最近観始めました。普段洋画はそんなに観ないんですけど、ハリー・ポッターはすごくはまっちゃいました。USJもこないだ行って、ライドにも乗って。ハリーがすごく好きなんですけど、ハリーが出てきた瞬間、大きな声出しちゃいました」と興奮気味に語った。
藤原さんの推しは愛猫の「マース」。インスタグラムにもよく猫と一緒の写真を上げており、ファンには納得の発言だ。「実家から連れてきて飼っています。すごくかわいくて、甘えん坊でもいつも僕を癒してくれます」と話し、会場をほんわかムードに包んだ。
今後どういう活躍をしていきたいか、という話では、齊藤さんは「朝のドラマや特撮に出てみたいです。あとは、よく『ヒロインのライバル顔』って言われるので(笑)、そういう役どころもどんどんやってみたい」と意欲を見せた。
一方、藤原さんは「ダンスもやっているので、アクションのある役どころもやってみたいです」と宣言。観客から「ダンスしてみて」と声が上がり、少しサービスでパフォーマンスを披露する一幕もあった。
©MBS
最後に観客へのメッセージを求められると、藤原さんは「ぜひドラマを楽しんでください。ありがとうございました」とあいさつ。齊藤さんは「作品をこれからも愛してくれたらうれしいです、ありがとうございました」と呼びかけ、観客からは大きな拍手が送られた。
ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」は現在、MBS/TBSドラマイズム枠(MBS:毎週火曜深夜0:59~/TBS:毎週火曜深夜1:28~)で放映。MBS動画イズム、TVerで無料見逃し配信、Disney+で見放題独占配信中。
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■サイト ・ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」公式サイト |