1月8日(土)~10日(月・祝)に神戸映画資料館と旧グッゲンハイム邸で、「神戸クラシックコメディ映画祭2021」が開催される。サイレント映画のスラップスティックから日本の喜劇まで、多彩なクラシックコメディを上映。
毎年1月に開催している、クラシックコメディの祭典が今年も開催。
今回は、アメリカのサイレント映画時代の傑作コメディから、デンマークや東京の喜劇などを上映する。
Aプログラムは、北欧デンマークの凸凹コンビ「ファイ&ビー」による『ファイ&ビー 海辺の旅』(1927年、108分)を上映。喜劇コンビでは「ローレル&ハーディ」が有名だが、それよりも早く世界で人気を博したコンビのドタバタコメディだ。
1月8日は神戸映画資料館で楽士・鳥飼りょうさんが、1月10日は旧グッゲンハイム邸で塩屋楽団が、それぞれ伴奏を行う。
『ファイ&ビー 海辺の旅』©デンマーク映画協会
Bプログラムでは、日本の喜劇を取り上げる。「社長シリーズ」「駅前シリーズ」などが有名で、桃屋の「ごはんですよ!」のCMの声優としても知られていたコメディアン・三木のり平さんのハイテンポ喜劇『誰よりも金を愛す』を上映する。
『誰よりも金を愛す』©︎国際放映
アメリカのコメディ作品も多彩にプログラム。三大喜劇王の一人バスター・キートン、キートンの師匠的な存在で「デブ君」として親しまれたロスコー・アーバックル、荒唐無稽の笑いが世界を席巻したマルクス兄弟など、様々なコメディアンの作品を上映する。
バスター・キートンの『恋愛三代記』
『南瓜おやじ西部へ行く』
サイレント映画には、活動写真弁士・坂本頼光さんの活弁や、鳥飼りょうさん・天宮遥さん・塩屋楽団の伴奏などがつく。
一部の上映では、ゲストをまねいての解説トークも実施する。
「神戸クラシックコメディ映画祭2022」は、1月8日(土)と9日(日)に神戸映画資料館で、1月10日(月・祝)に旧グッゲンハイム邸で、それぞれ開催予定。
現在予約受付中。予約は各会場までメールもしくは電話にて。
詳細情報 |
■開催日程 1月8日(土)~10日(月・祝) ・1月8日(土) 会場:神戸映画資料館 13:00~ 三木のり平『誰よりも金を愛す』 15:15~ 『南瓜おやじ西部へ行く』 16:50~ 北欧の極楽コンビ ファイ&ビー ・1月9日(日) ・1月10日(月・祝) ■料金 ・演奏付き上映 ■予約受付 ■開催会場 ・1/10(月・祝) ■サイト |