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多様な催しに沸く神戸の街 国際どうぶつ映画祭

10月27日(土)・28日(日)に神戸・ハーバーランドで「国際どうぶつ映画祭」が行われ、動物映画の上映やFM番組の公開収録、投稿動画の表彰など様々な催しが行われた。


「国際どうぶつ映画祭」は、映像を通して、動物と人との関わりを考えてもらおうと企画された複合イベント。第1回目となる今回のテーマは「絆」。動物が主演した国内外の映画・アニメ作品の上映や、自主制作・一般投稿の動画から優秀作を選ぶコンテストなどが行われた。

同イベントは10月27日(土)・28日(日)の2日間にわたって開催。
JR神戸駅降りてすぐのデュオこうべでは、FM千里と提携し、公開生収録を実施。「青ちゃんのサタデーパーク」や「鋭ちゃんのダイナマイト・トーク」など人気番組の収録が行われ、映画監督の犬童一心さん(『のぼうの城』が現在公開中)やイリュージョニストのプリンセス天功さん(国際どうぶつ映画協会名誉総裁)らが登場した。


FM千里の公開生収録の模様

また、神戸新聞ビルの松方ホールでは、選りすぐりの動物映画を上映。『旭山動物園物語』『クイール』などの国内の有名作や、『君がくれた翼(仮題)』『ココシリ』『トゥー・ブラザーズ』など日本ではほとんど観ら
れない海外の作品が観客の目を楽しませた。
途中は犬童一心監督やプリンセス天功さん、神戸フィルムオフィスの田中まこさんらによるゲストトークも展開。ゲストたちの動物への思い入れの話に、多くの観客が聞き入った。


ゲストトークに登場したプリンセス天功さん(写真中央)、犬童一心監督(右)

映画祭のメーンイベントは、スペースシアターで開催。一般投稿部門や自主制作部門の作品が上映されたほか、レッドカーペットをどうぶつたちと歩くセレモニーが行われた。
途中は有名声優の松本梨香さんや中尾隆聖さんらによるトークショー、多数のコンサートやデモンストレーションなどが催され、通りすがりの人が足を止めて見入る姿も多く見受けられた。


セレモニー会場となったスペースシアター

動物連れの観客も多い

27日(土)の夜には、一般投稿・自主制作の優秀作発表・表彰が行われ、多くの拍手のなか登壇した制作者らが感謝の言葉を述べた。


表彰者らが一堂に会して記念撮影

また合間に登場した熊本県のゆるキャラ「くまモン」が軽快にダンスを披露する一幕も。


たくさんのファンに囲まれる「くまモン」

世界初の試みとなった「国際どうぶつ映画祭」。映画ファンだけでなく、家族連れ、動物好きなど、多様な観客に呼びかけることのでるこういった取り組みが、今後ひろがっていくことを期待したい。

■サイト
国際どうぶつ映画祭
http://www.iaf-fes.com/
愛くるしい映像が集結 神戸で「国際どうぶつ映画祭」 【キネプレ記事】
http://www.cinepre.biz/?p=2289