映画の音響にこだわった上映企画「ボイド・サウンド映画祭」が、「音楽映画特集」を実施。京都みなみ会館で9月17日(金)から、『アメリカン・ユートピア』などの音楽映画9本が一挙上映される。
「boid」は、これまでも「爆音映画祭」など、音響にこだわった上映を数多く手掛けてきた会社。
爆音映画祭では機材を専用に持ち込んでチューニングするが、「boid sound」は機材は持ち込まず、ボリュームを上げ、会場内への響き方を聞きながら、映画の面白さを最大限に引き出す微調整をするというもの。
今年4月にも京都みなみ会館で同じく「boid sound」での映画祭が開催、7月には『AKIRA』のboid sound上映が実施されていたが、今回は音楽映画を特集した企画となる。
上映作は、和洋、新旧が混ざった9本がラインナップ。
海外からは、ブロードウェイのショーを再構築した『アメリカン・ユートピア』(2020年、107分)、トーキング・ヘッズのライブフィルム『ストップ・メイキング・センス』(1984年、88分)、ヒューマンドラマ『幸せをつかむ歌』(2015年、101分)、作曲家サン・ラーのSF映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』(1974年、81分)、作曲家ヨハン・ヨハンソンの監督作『最後にして最初の人類』(2020年、71分)、デニス・ホーのドキュメンタリー『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』(2020年、83分)の6作。
『アメリカン・ユートピア』
©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
日本からは、カネコアヤノの無観客ライヴ配信『カネコアヤノ Zepp ワンマンショー 2021』(2021年、90分)、Perfumeコンセプトライブ映像『Reframe THEATER EXPERIENCE with you』(2020年、85分)、フィッシュマンズ音楽ドキュメンタリー『映画:フィッシュマンズ』(2021年、172分)の3本がセレクト。
『Reframe THEATER EXPERIENCE with you』
©2020“Reframe THEATER EXPERIENCE with you”Film Partners.
「ボイド・サウンド映画祭 音楽映画特集」は、京都みなみ会館で9月17日(金)から9月26日(日)まで実施される。
詳細情報 |
■上映日程 9月17日(金)~9月26日(日) ■料金 上記以外:一般1,800円、学生・会員1,000円 ■映画館 ■サイト |