大阪・九条で浪花千栄子の特集上映　5月の特集の人気受けアンコール開催

朝ドラの「おちょやん」で人気が再燃した女優・浪花千栄子の特集上映が、大阪・九条のシネ・ヌーヴォで開催中。5月実施の特集が人気となり、アンコール開催。

浪花千栄子は、1907年誕生、1973年に逝去した大阪府出身の女優。
溝口健二、小津安二郎、木下恵介ら日本を代表する映画監督に重用され、戦後を代表する女優の一人として知られている。

その浪花千栄子の人気が近年に再燃。
2020年11月から2021年5月まで放映されたNHK「連続テレビ小説」の「おちょやん」が、浪花千栄子をモデルに、大阪の少女が女優を目指す物語を描いていたこともあり、浪花千栄子の半生を振り返る特集や記事なども多く見かけられた。
これを受けてシネ・ヌーヴォでは特集上映を企画。今年2021年の5月8日から28日までの4週間実施し、浪花千栄子が出演する15作品を上映した。

本来はその特集のみの予定だったが、特集が大きな反響になったことを受けて、アンコール企画が実施。7月31日（土）から2週間、「浪花の名女優 浪花千栄子 アンコール」として6作品を上映する。

前回の特集での上映した作品の続編にあたる映画も多く、『アチャコ青春手帖 東京篇』『お父さんはお人好し 』『番頭はんと丁稚どん』はそれぞれ、同じシリーズの『アチャコ青春手帖 大阪篇』『お父さんはお人好し 花嫁善哉』『続 番頭はんと丁稚どん』をといった形で、今回は新たな作品を上映する。

特集上映「浪花の名女優 浪花千栄子 アンコール」は、大阪・九条のシネ・ヌーヴォで7月31日（土）から8月13日（金）まで開催。