塚口サンサン劇場の改革10年を記した人気連載! 書籍も発売中!

連載コーナーはこちら

【WBミニレポ】定例プログラム「キネピアノ」(作品:『リバティ』)

大阪・天六のシネマパブ「ワイルドバンチ」で開催したイベントや定例プログラムの様子をお届けするレポート記事です。


オジさんコンビ、自由を求めて!!??
開催日:3月31日(水)

リバティ1

ワイルドバンチでは2回目の登場「ローレル&ハーディ」の名作短編コメディが初上映!
サイレントからトーキーに変わる時代に活躍し、『僕たちのラストステージ』という映画にもなってましたね。

リバティつまり「自由」というタイトルで、歴代アメリカ大統領の名言など壮大に登場する始まりなのですが、もはやそれになんの意味があったのが考える暇がないほど笑ってしまいます!
観終わったお客様が「これは作品が”自由”という意味の自由だね。」ということを言っているのが聞こえたのですが、全くその通りだと思います。

バスター・キートンのスラップスティックな笑いや、チャップリンの哀愁漂う中での笑い、サイレント時代のなかでも様々な笑わせ方がありますが、彼らの笑いは「とにかく1つの出来事に重点を置く」という笑い。「いつまでそのネタやっとんねん!」とツッコミそうになりますが、これが飽きずに面白がれてしまうので不思議…。
主役たちがとにかく単純かつくだらないことでドタバタしているので、観る側のラフさは最強クラスと思われます!何も考えずにとにかく笑いたい!という人、『トムとジェリー』やディズニーの短編コメディなどが好きならきっとマッチするハズ…!

鳥飼さん持参のイタリアでのサイレント映画祭のパンフレットの写真がなんとも哀愁漂うビジュアルだそう… 気になる方は鳥飼さんに是非お声かけください!

『リバティ』(1929)
時間:18分
監督:レオ・マッケリー
出演:スタン・ローレル、オリバー・ハーディ

文・Jsan

イベント詳細
■内容
「キネピアノ」は、大阪・天神橋筋六丁目のシネマパブ「ワイルドバンチ」の定例プログラムです。
オススメの短編サイレント映画を店内のスクリーンで上映し、それにサイレント映画専門の楽士がピアノの生演奏を添えます。

■日程・料金など
毎週水曜・土曜の夜に30分間開催。
料金はピアノチャージ500円+通常のドリンク料金。
予約不要です。

■場所
シネマパブ「ワイルドバンチ」
大阪市北区長柄中1-4-7-1F)

■サイト
「キネピアノ」(キネプレ内ページ)
「ワイルドバンチ」(キネプレ内ページ)