京都で、「映画の復元と保存に関するワークショップ 2019 IN KYOTO」が11月15日(金)から17(日)の3日間開催される。復元映画の上映やトーク、映画・映像関連の実習、講義などを実施。
「映画の復元と保存に関するワークショップ」は映画保存協会が2006年からスタートさせた、映画保存や視聴覚資料のアーカイブ活動に興味を持つ方に向けたイベントやワークショップ。参加者同士のネットワークを広げながら、次世代に活躍する人材育成を目的として活動している。2018年には2年ぶりに京都での開催となった。
今回は、京都経済センターをメイン会場に移し、より多くの参加者が集えるような企画に。
復元映画の上映のほか、関連トーク企画、講座、実習、懇親会などを予定している。
上映される復元映画は、小栗康平監督の『泥の河』と、林海象監督の『夢みるように眠りたい』。上映後は、小栗康平監督、林海象監督が登壇するトークイベントもそれぞれ予定している。
実習は「8㎜地域映画実習」「ノンフィルムの保存と修復」「ビデオテープの修復とデジタル化」などを実施。
フィルムを自由に体験できる「フィルム祭!屋台だ!夜店だ!縁日だ!フィルムと戯れよう!」も行われる。
担当者は、「映画・映像はかけがえのない文化遺産であることを広く知って貰い、それらを次世代に継承し、未来の映像文化をより豊かなものにするために、映画・映像産業に関わる人々、企業の方々、学芸員、研究者、学生、映画ファンなど映画・映像保存に関心を持つ全ての方々のご参加を心よりお待ちしています」と呼びかけている。
「映画の復元と保存に関するワークショップ 2019 IN KYOTO」は11月15日(金)から17(日)の3日間、京都文化博物館や京都経済センターで開催予定。
料金は全日程で一般9,000円、学生4,500円。一日券は各日一般3,500円、学生1,750円。
詳細情報 |
■開催日程 11月15日(金) ・復元映画上映会 11:30~開場 11:40~『泥の河』上映 14:30~トークセッション 15:30~『夢みるように眠りたい』上映 17:00~ トークセッション ・会場 京都文化博物館 11月16日(土) ・会場 京都経済センター 11月17日(日) ・会場 京都経済センター ■料金 |