兵庫県尼崎市の塚口サンサン劇場で、チャップリンの映画『街の灯』の一週間特別上映が10月19日(金)よりスタートした。同館が協力した小説『波の上のキネマ』の発刊を記念しての特別企画。
『波の上のキネマ』は、2013年に『勇者たちへの伝言』でデビューした小説家・増山実さんの最新作。
尼崎で映画館を経営する男性が、祖父が創業した同館の歴史をたどるうちに、思わぬ事実と物語に出会う様を、丁寧な取材による事実と、フィクションを織り交ぜながら描く。
今作には、尼崎の映画館として「塚口サンサン劇場」も「塚口ルナ劇場」として登場。増山さんが同館に取材した際に聞いたエピソードも、作中にふんだんに盛り込まれている。
多数の映画が出てくるのも本作の魅力の一つ。その中でも重要な作品として、チャップリンの『街の灯』が登場する。
それに合わせて、塚口サンサン劇場での『街の灯』の特別上映が決定した。
担当者は「今チャップリンの映画を劇場で観られる機会はほとんどないはず。子供も無邪気に楽しめる映画なので、ぜひいろんな世代に来てほしい」と呼びかける。
塚口サンサン劇場での『街の灯』上映は10月19日(金)から10月25日(木)まで。
小説『波の上のキネマ』は全国の書店などで好評発売中。
詳細情報 |
■上映日程 10月19日(金)~10月25日(木) ・19日・22日~25日 12:00~13:30 ・20日・21日 15:40~17:10 ■料金 ■映画館 ■サイト |