今年生誕150周年となる神戸・南京町と、開館8周年の元町映画館がコラボレーション。ブルース・リーの『ドラゴンへの道』、日本のキョンシーブームのきっかけとなった『幽幻道士』などを上映する。8月18日(土)から。
神戸の元町映画館は、2010年に神戸の元町商店街の中にオープンしたミニシアター。
単館系作品を中心に上映するほか、様々な特集企画や地域とのコラボキャンペーンを精力的に行い、多くのファンを獲得している。
その一環として、毎年同館では周年に合わせた特集を様々な形で実施してきた。
今回はその8周年の記念企画が発表。近くにある神戸・南京町との大々的なコラボレーションを実施しながら、香港・台湾の映画3作品を特別上映する。
目玉の一つは、ブルース・リーの『ドラゴンへの道』(1972年、香港、99分)。広東語のインターナショナル版での上映となる。元町映画館の担当者は「普段なかなか、元町映画館では上映できない大作。今回の上映がかなってうれしい。当時を懐かしむ方も、ぜひ見に来てほしい」と呼びかけた。
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もう1作品は、日本にキョンシーブームを巻き起こした『幽幻道士(キョンシーズ)』(1985年、台湾、94分)をセレクト。「こちらも、当時を懐かしみながら見てほしい」と担当者。最後の1作品は、中華料理がたくさん出てくるヒューマンコメディ『恋人たちの食卓』を上映する。
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今回は、生誕150周年を迎えた神戸・南京町とも大々的なコラボレーションを実施。
「民生 廣東料理店」では、『ドラゴンへの道』との関連で、オリジナルメニュー「蒜香 莧菜湯」を提供。「中華料理 劉家荘」は、もち米がでてくる『幽幻道士』と重ね合わせたオリジナルメニュー「中華ちまき」を販売する。
ほかにも6店舗、合計で8店舗が元町映画館とタイアップして、様々なメニューや特典を提供する。
「映画館が町と一緒に盛り上げる初めての試み」と語る劇場担当者。「ミニシアターでは滅多に上映できないような名作も上映。この機会にぜひ映画にご飯に『町』をお楽しみください」と呼びかけている。
「元町映画館8周年」と「南京町生誕150年」記念の特集上映は、8月18日(土)から8月24日(金)まで開催。
詳細情報 |
■開催日程 8月18日(土)~8月24日(金) ■映画館 |