大阪・シアターセブンがジャンル横断型上映企画「シネマージナル」を開催中。6月16日(土)からは「変則的ロードムービー」を2本上映。20才以下は無料という太っ腹サービスも。
「シネマージナル」は、「境界線上(マージナル)の様々な映画や映像を上映する、ジャンル横断型上映イベント」として、シアターセブンが2018年より始動させた企画。3月に第1弾として「平野勝之ナイト」、3月末に第2弾として「大阪アジアン映画祭入選 女性監督特集」、6月頭に第3弾「平野勝之ナイト2」をそれぞれ開催した。
今回は第4弾として「特集 辺境を旅する映画~変則的ロードムービー~」と題した企画を実施。気鋭の映画監督、三宅唱さんと岡太地さんの「変則的なロードムービー」をセレクトした。
三宅唱監督作は、時代劇『密使と番人』。鎖国時代の日本で、日本地図の写しをオランダ人に渡す密命を帯びた蘭学者と、山の番人たちを描く。
岡太地監督作『川越街道』は、一軒家に10年間引きこもり生活を続けていた40才の男が家を出る冒険物語を軸に、さまざまな人たちの群像を描いている。
また「シネマージナル」は、6月9日(土)の第3弾「平野勝之ナイト2」から、「20才以下無料」サービスをスタート。今回の6月16日(土)からの「特集 辺境を旅する映画~変則的ロードムービー~」、6月23日(土)からの「-美しきアナーキスト- 柴田 剛 監督特集 vol.1」も対象となる。
「若いお客さんが映画館へ足を運ぶきっかけにしたい」と語る映画館の担当者。「ともすれば人生観が変わってしまいそうな、これまで見たこと・感じたことのない、刺激的な映画との出会いの場になれば」と呼びかけている。
大阪・十三のシアターセブンの「シネマージナル」第4弾、「特集 辺境を旅する映画~変則的ロードムービー~」は6月16日(土)から22日(金)まで。
映画『密使と番人』予告編 |
映画『川越街道』予告編 |
詳細情報 |
■上映日程 6月16日(土)~6月22日(金) ■料金 ・『川越街道』 ※2作品とも、20才以下は無料 ■映画館 ■サイト |