塚口サンサン劇場の改革10年を記した人気連載! 書籍も発売中!

連載コーナーはこちら

「ここでしか味わえない映画体験を」大阪・難波で活動弁士・生演奏付き上映

大阪・難波のTORII HALLで、2月10日(土)に「精華千日前弁士付き無声映画上映会」が開催。サイレント映画2作品を活弁・生演奏付きで上映する。

精華千日前弁士付き無声映画上映会

TORII HALLでは、去年2017年に、「精華千日前キネマ映画祭2017」と題し、多数のサイレント映画を活動弁士付きのスタイルで上映した。
「活動弁士」とは、映画に音が付いていない時代に、劇中のセリフや場面の説明を付け加えて映画を盛り上げる解説者付きの上映のこと。
日本で最初の映画興行が1897年2月に大阪・難波で行われたことにちなんでの開催となった。

1
以前開催されたイベントの様子

今回は2作品を、活動弁士による活弁と生伴奏を組み合わせて上映する。
活動写真弁士は大森くみこさん、ピアノの生伴奏を添えるのは鳥飼りょうさん。二人とも、さまざまなサイレント映画の上映イベントを手掛けてきたベテランだ。

上映作は、小津安二郎監督の『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』(1932年、90分)と、喜劇王バスターキートンの『キートンのセブン・チャンス』(1925年、56分)。

グラフィックス2
グラフィックス1

担当者は「スマートフォンで簡単に映画を見ることが出来る時代だからこそ、劇場で無声映画をフィルム上映、生伴奏で、活弁つきで上映します。ここでしか味わえない豊かな映画体験をしていただける」とPRする。

「精華千日前弁士付き無声映画上映会」は、2月10日(土)の13時と15時30分から、大阪・難波のTORII HALLで実施。料金は一般1,000円、一般通し1,800円、学生は500円。

詳細情報
■開催日程
2月10日(土)
 13時~『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』
 15時30分~『キートンのセブン・チャンス』

■料金
一般1,000円/一般通し1,800円
学生500円(要学生証)

■開催会場
TORII HALL
大阪市中央区千日前1-7-11上方ビル4F、TEL 06-6211-2506

■サイト
TORII HALL