大阪の難波やアメリカ村を舞台にした恋愛を描いた映画『FLY ME TO MINAMI 恋するミナミ』が、12月23日・24日にシネマート心斎橋で初上映。関係者からのコメントを紹介する。
『FLY ME TO MINAMI 恋するミナミ』(2013年、103分)は、心斎橋、道頓堀、アメリカ村など、大阪・ミナミを舞台にした恋愛映画。ある年のクリスマスから年末、年始にかけての、香港・韓国そして日本の2組の男女の恋愛模様を描いた。
同作が、舞台となった大阪・ミナミのシネマート心斎橋で上映されるのは初めて。ロケ地となった場所での、作中の季節に合わせての特別上映に、監督をはじめとする関係者からは喜びの声が寄せられた。
同作を手がけたリム・カーワイ監督
「5年前のクリスマス。多国籍のスタッフと役者と一緒にミナミで作った映画が、このクリスマスについにミナミの劇場で上映される。皆さんと一緒に観ることができるのはとても幸せな巡り合わせだと信じる。だが、このクリスマスプレゼントは決して遅れて届いたわけではない。むしろ、いまこそこの映画を観る、最高のタイミングかもしれない。この映画を見終わってから、ぜひ御堂筋イルミネーションを見に行くことをお勧めしたい。
きっと、貴方の夢も恋も、劇中の主人公と同じように、いつか必ず叶う」
同作の製作総指揮を務めた加藤順彦さん。
「前作『新世界の夜明け』トレーラーをシンガポールで観たとき、外から大阪を感じてた僕に雷が落ちた。そうそう!この景色、この視点。
異国に生まれ大阪を愛するリム監督にミナミがどのように観えてるのか、をミナミの人に観てほしい…そんな想いで2012年に撮った映画を、この2017年のクリスマスに初めてミナミで上映できる嬉しみよ♫
今、ミナミにはアジア一円からの多くのお客様で溢れかえってて… 明日もミナミを往く貴方にとって彼等との距離感が少し変われば最高やねん。」
同作の予告編制作を担当した、現在はフリーライターの田中泰延さん。
「あの頃、日本とアジアは真冬のように冷え切っていて、外国人をミナミの街で見かけることはまれでした。そんな時、製作総指揮・加藤順彦とマレーシア人監督・リム・カーワイは、香港・ソウル・ミナミ、3つの街を2つの恋が繋ぐ映画を夢見ました。その物語がこの街に帰ってきます。映画館を出たら、ミナミの街をゆく人の言葉に耳を傾けてください。北京語、広東語、韓国語、英語…いま、私たちはクリスマスの夜に行き交い、交じり合います。あなたに、いい出会いがありますように。」
この3名は、12月23日(土)の上映後にも登壇予定。3名がトークイベントを実施する。
12月24日(日)の上映後にも、トークイベントが開催。こちらは「恋愛相談トーク」と題し、シネマート心斎橋の横田陽子支配人と、「恋愛マスター・タッキー」こと同館スタッフの滝澤悠平さんが登壇し、事前にハッシュタグ「#恋せよミナミ」と「#恋するミナミ」をつけてツイートしてくれた恋愛相談について、トークの中で「ばっちり解決」していく。
映画『FLY ME TO MINAMI 恋するミナミ』は、12月23日(土)と24日(日)のそれぞれ20時から。大阪・アメリカ村のビッグステップ4階、シネマート心斎橋で特別上映。
チケットは、それぞれ上映日の2日前から販売される。窓口では劇場オープン時より、オンラインでは0時より販売開始。
映画『FLY ME TO MINAMI 恋するミナミ』予告編 |
詳細情報 |
■上映日程 12月23日(土) 20時上映開始、上映後、監督らトーク 12月24日(日) ■料金 ■映画館 ■サイト |