宝塚のミニシアター、シネ・ピピアが、9月9日(土)にリニューアル。同館一番のヒット作『阪急電車 片道15分の奇跡』と、連日満員を記録した人気作『あん』を一週間限定上映する。鑑賞料金は500円。
シネ・ピピアは、阪神・淡路大震災復興計画の一環として、1999年に兵庫県宝塚市に開館した、公設民営型の映画館。人気作や懐かしの名画などを数多く上映し、市民から地元密着型シアターとして愛されてきた。
毎年秋には、宝塚映画祭を開催。宝塚ゆかりの映画など、多彩な作品を上映し、市民を始め奥の人に親しまれている。
今回は、館内座席全席を取り替えるなどリニューアル工事を実施。その後のリニューアル記念として、特別企画を実施する。
リニューアル記念上映として選ばれたのは『阪急電車 片道15分の奇跡』と『あん』の2作品。
『阪急電車 片道15分の奇跡』は中谷美紀さん主演、有川浩さんの小説「阪急電車」を映画化した作品で、その名の通り阪急の今津線を舞台にし、撮影がおこなわれた。
2011年4月よりシネ・ピピアでも公開され、ご当地ということもあり大盛況に。同館の18年の歴史の中でもダントツの動員記録となる15,000人を動員した。
『あん』は、奈良在住の映像作家・河瀬直美さんが監督、樹木希林さん、永瀬正敏さんらが出演するヒューマンドラマ。ハンセン病を題材に、どら焼き屋の店長と老婦人の心の交流を描く。
2015年に公開され、シネ・ピピアでも連日満員を記録するなどヒット作となった。
宝塚シネ・ピピアのリニューアルオープン記念上映は9月9日(土)から9月15日(金)まで。『阪急電車 片道15分の奇跡』と『あん』を上映。鑑賞料金は500円均一。
またそれ以外にも、リニューアル上映として、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』『TAP -THE LAST SHOW-』『海辺のリア』『ゴンドラ』を9月9日(土)から2週間上映。最初の1週間は、宝塚市民は1,000円で観賞できる。
9月9日(土)は『ゴンドラ』の伊藤智生監督が、9月10日(日)は『海辺のリア』の小林政広監督が、それぞれ来場予定。
9月7日(木)・8日(金)は工事のため休館。
詳細情報 |
■リニューアル日程 9月9日(土) ※9月7日(木)・8日(金)は工事のため休館 ■リニューアルオープン記念上映 『あん』 ■料金 ■映画館 ■サイト |