京都の立誠シネマが、7月30日(日)に閉館となります。
「ただ閉館を悲しむのではなく、未来のことを話そう」
キネプレ編集部は、そう考えました。
それは、閉館、ということを単なるニュースにしたくないなということです。
それよりは、「これからのこと」をちゃんと話した方がよいよね、と。
閉館を悲しむことはカンタンにできるけど、それだと一瞬だけ話題になって、「さびしいね」とか「どうにかならなかったのか」とかの想いだけ、瞬間風速的に消費されて、あとに何も残らないから。
だから、キネプレでは基本的に閉館のときも、「これからの話」をするようにしています。
梅田ガーデンシネマのときも、そうでした。
なので今回は、今年開館20年を迎え、これからのことを考えているシネ・ヌーヴォの山崎さんに、立誠シネマにお越しいただいたのでした。
インタビューは、前編・後編に分かれています。
クラウドファンディングと映画館、SNSと映画館、カフェと本屋と映画館、そして地域と映画館。
「これからの映画館」のヒントが、ここにはぎっしりと詰まっているように思います。
この記事を今日閉館する立誠シネマと、これから誕生する「出町座(仮)」、そしてすべての映画館と映画館を愛する人へ、捧げます。
■「これからの映画館のはなしをしよう」立誠シネマとシネ・ヌーヴォ、そして出町座へ 前編
http://www.cinepre.biz/archives/22328
■「これからの映画館のはなしをしよう」立誠シネマとシネ・ヌーヴォ、そして出町座へ 後編
http://www.cinepre.biz/archives/22364
さよならは別れの言葉じゃなくて、再び逢うまでの遠い約束。