2018年開催予定のなら国際映画祭のプレイベントが、9月2日(土)・3日(日)に奈良市で開催へ。カンヌ国際映画祭の5作品のほか、『さとにきたらええやん』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の上映も行われる。
「なら国際映画祭」は、2010年にスタートした映画祭。奈良県出身で、現在も奈良に住む映画作家・河瀨直美さんが中心となって、地域の人たちや映画関係者の協力を受け、2年に一度のペースで開催してきた。世界各国からゲストを呼んでの映画上映を行うほか、若手監督の作品制作を助成し、奈良を舞台にした外国人監督の映画撮影をサポート。映画を通じて、奈良の魅力を国際的に発信する試みを行ってきた。
地域と連携した催しも多彩に実施し、寺・小学校での野外上映、児童への映画文化の啓発、アートイベントなどを盛り込んだ一大フェスティバルという側面もある。
2016年には、奈良市からの補助金の削減により実施が危ぶまれたが、クラウドファンディングや協賛などの支援により、無事予定通りの6日間開催された。
今回は、来年2018年に開催予定の第5回に向けたプレイベントを開催。
今年5月にカンヌ国際映画祭でノミネートされた短編作品5作品の上映が決定した。
それ以外にも、ブラジルの交響楽団を描いた音楽ヒューマンドラマ『ストリート・オーケストラ』の上映と演奏イベント、大阪・釜ヶ崎の「こどもの里」を描いたドキュメンタリー『さとにきたらええやん』のバリアフリー上映、アニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の35ミリフィルムでの上映などが決定。富野由悠季監督の来場予定も。
会場ではマルシェやこども縁日・雑貨販売なども行われる。
「なら国際映画祭2018」プレイベントは、9月2日(土)・3日(日)に奈良市のならまちセンターで開催予定。チケットは8月1日より発売開始。
詳細情報 |
■開催日程 9月2日(土)・3日(日) ■料金 ・当日 大人1,700円、子ども1,000円 ※チケットは8月1日より発売開始 ■開催会場 |