「怪盗グルー」シリーズの最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』の公開を記念して、大阪・天王寺エリアの2つの商業施設、天王寺ミオとあべのルシアスで大規模なミニオンフォトスポットキャンペーンが展開中。USJにも負けないド派手な装飾で、ミニオンファンたちの心を掴んでいる。
『怪盗グルーのミニオン大脱走』は、「怪盗グルー」シリーズの第3弾。怪盗グルーと双子の兄弟ドルーが、悪党バルタザールから奪われたダイヤを取り返すべく大騒動を巻き起こす。一方、ミニオンたちは、ある出来事がきっかけで刑務所に収監されてしまうというストーリー。日本語吹き替え版には笑福亭鶴瓶さん、芦田愛菜さんが前作から続投。本作で登場する悪役バルタザールを松山ケンイチさん、グルーの双子の兄弟ドルーを生瀬勝久さんが担当している。
『ミニオンズ』の公開時、あべのアポロシネマが全国劇場動員数ナンバーワンに輝いたことがきっかけとなり、全国に先駆けて本キャンペーンが実施。まず、「怪盗グルーの日」とされた7月7日(金)に、ミニオンバルーンが天王寺ミオ本館1階の西広場に登場。当日の朝、お披露目の除幕式が開催された。
朝にも関わらず多くのファンが詰めかけた会場には、黒い幕に覆われた状態のバルーンが。幕が下りるのを今かと待つファンの前にケビンとスチュアートが登場すると、会場は一気に大盛り上がり。2人によって黒い幕が下ろされると、5メートルにもおよぶミニオンバルーンがお目見えした。
歓声に包まれるのと同時に、スマートフォンのシャッター音が鳴り止まないほどの大盛況になった。
このミニオンバルーンは、全国に3体しかない貴重なもの。現在は同会場での展示が終了しているが、8月14日(月)〜8月20日(日)には凱旋予定。
そして、7月14日(金)からは「ミニオンフォトスポット巡りキャンペーン」がスタート。あべのルシアスと天王寺ミオに現れた2つのフォトスポットを巡る。撮影した写真に「#ミニオン大脱走」を付け、位置情報を「あべの・天王寺エリア」に設定に、TwitterもしくはInstagramに投稿すると、豪華商品が当たるという内容。
あべのルシアス2階の喜久屋書店こどもギャラリーにはミニオンの「秘密の牢獄」が登場。劇中でミニオンたちが牢獄に収監されるシーンをイメージして制作されたこの展示には、脱走を試みる約300体のミニオンたちが。穴を掘っているミニオン、重なりあいタワーになって高いところから脱走を計画するミニオンなどユニークな姿が映し出されている。よく見ると、ミニオンの顔が少し汚れているなど、手の込んだ演出も。隣には牢獄の中庭をイメージした展示もあり、そこではバスケットボールを楽しむ自由なミニオンたちの姿を見ることができる。
オープンと同時に会場に訪れたミニオンファンは「撮影できる場所がいっぱいあって、時間を忘れるぐらい夢中になってしまう」と興奮気味。ミニオンたちと自撮りをした写真は早速SNSにアップしたそうで、プレゼントが当たるのを楽しみにしているとも話してくれた。
天王寺ミオ本館8階には、脱走したミニオンたちが集まる「秘密の基地」が。脱走したかわいらしいミニオンたちがSNS映えするということもあり、女性や子供連れの人で賑わっていた。このエリアには、最新作を含めた怪盗グリーシリーズの全作品の予告映像とポスターギャラリーも展示。また、ミニオングッズが購入できるポップアップショップも併設されており、ミニオンの魅力が詰まったスポットとなっている。
イベント初日ということもあり、サプライズでグルーとスチュアートが登場。これには集まったファンたちは大喜びし、写真撮影を希望する人の列は途切れることがなかった。女子高生2人組はグルーとスチュアートと撮影した写真をその場で嬉しそうにSNSにアップ。フォトスポットではお母さんと楽しそうにポーズを決めていた男の子は、グルーとスチュアートから一緒に写真を撮ろうと促されると、恥ずかしそうな表情を浮かべていた。
24時間以上費やし、制作されたという今回のフォトスポット。細かいところまで装飾されており、USJにも負けないミニオン愛が詰まった見応えのある展示となっている。「ミニオンフォトスポット巡りキャンペーン」は8月17日(木)まで開催。
怪盗グルーシリーズの最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』は、あべのアポロシネマほかで公開中。
映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』予告編 |
詳細情報 |
■実施日程 ・ミニオンフォトスポット巡りキャンペーン ~8月17日(木) ・ミニオンバルーン凱旋 ■映画館 ■サイト |