日本最古の映画会社「日活」の創立100周年を記念し、シネ・リーブル梅田で特別上映企画「日活映画 100年の青春」が実施されている。10月19日(金)まで。
1912年に創業した日本活動写真株式会社を前身とする日活株式会社は、日本最古の映画会社。2012年9月10日に創立100周年を迎えた。その記念事業の一環として、2011年10月にニューヨークで「日活回顧特集上映」を実施。その後はパリ、ナント、香港と巡回して、名作の上映を行っている。
日活からは、多くの著名な映画監督、映画スターが輩出されている。マキノ正博、山中貞雄、川島雄三、鈴木清順らの監督に加え、宍戸錠、小林旭、石原裕次郎、赤木圭一郎、浅丘ルリ子、吉永小百合ら昭和の大スターを育てた。
扱った映画部門も多岐にわたり、時代劇、文芸映画から、若者向けアクション映画、アイドル映画、「日活ロマンポルノ」などを製作した。
今回シネ・リーブル梅田で上映されているのは、日活の映画28タイトル。『丹下左膳』『月曜日のユカ』『太陽の季節』『拳銃は俺のパスポート』『伊豆の踊子』『上を向いて歩こう』『嵐を呼ぶ男』『ビルマの竪琴 総集編』『東京の暴れん坊』など、往年の映画ファンなら一度は耳にしたことある名作ばかり。
「日本映画黄金期のパワー、エネルギー、エンターテインメントの醍醐味を体感ください」と呼びかけている。
現在シネ・リーブル梅田で上映中。10月19日(金)まで。
■開催日時
10月6日(土)~10月19日(金)
■料金
一般1,200円、シニア1,000円、学生500円
■映画館
シネ・リーブル梅田
(大阪市北区大淀中1-1-88梅田スカイビルタワーイースト3階、TEL 06-6440-5930)
■サイト
シネ・リーブル梅田
http://www.ttcg.jp/cinelibre_umeda/