大阪のシアターセブンで、4月29日(土)から2週間にわたって、「This is チェコアニメ!OSAKA」が実施される。トルンカ、ポヤル、シュヴァンクマイエル、チャペック兄弟などの7プログラム計43本を上映。
チェコは、アニメ大国としても知られており、長い歴史の中で生み出されてきたアニメーション作品は、「東のディズニー」とも呼ばれ、世界中で高い評価を得ている。
もともと共産主義体制であったことから、芸術活動に大きな制限がかけられていた同国。ただし、アニメ制作に限っては国家を挙げての支援が行われたため、多くの芸術家が参加する結果となった。その芸術性の高さが認められ、カンヌ国際映画祭ではディズニーを破って受賞するなど、世界でも有数のアニメ大国となったと言われている。
これまでも、東京の渋谷をはじめとして、大阪・神戸・京都などの映画館やイベントスペースで上映イベントが多数開催。知名度を拡大してきた。
今回は、日本とチェコの国交回復60周年という年を記念し、特集上映を企画。7本の上映プログラムを組み、イジー・トルンカ、ブジェチスラフ・ポヤル、ヘルミーナ・ティールロヴァー、シュヴァンクマイエル、チャペック兄弟といった、チェコアニメを代表する巨匠や有名監督の作品をセレクトした。
上映本数は、合計で43本。詩的なもの、ファンタジックなもの、コミカルなもの、ユーモラスなもの、アート性の高いもの、ワクワクするものなど、多彩な作品を一挙上映する。
また初日の4月29日(土)14時10分の回終了後には、チェコアニメの日本配給に長年携わり、チェコのアニメーション監督たちとも親交の深いアットアームズの眞部学さんが登壇し、上映作品の見所とチェコアニメの背景についてトークを行う。
「This is チェコアニメ!OSAKA~GWチェコアニメ・ゴールデンセレクション~」は、4月29日(土)から5月12日(金)まで、大阪・十三のシアターセブンで実施される。料金は一般1,300円、専門・大学生1,100円など。回数券も販売する。
詳細情報 |
■実施日程 4月29日(土)~5月12日(金) ※4月29日(土)14時10分の回終了後に眞部学さんトーク実施予定 ■料金 ・回数券 ■映画館 ■サイト |