大阪のシネ・ヌーヴォで5月13日(土)より「鈴木清順監督追悼特集」が開催。代表作13本を一挙上映。神戸の元町映画館でも実施予定。現在は塚口サンサン劇場でも『東京流れ者』上映中。
鈴木清順監督は、2017年2月に逝去した映画監督。クエンティン・タランティーノ、ウォン・カーウァイなどの監督たちからリスペクトされてきた。最近だと、アカデミー賞で6冠に輝いた『ラ・ラ・ランド』の、デミアン・チャゼル監督も影響に言及している。
日活の専属監督として活躍。独特の映像表現は「清順美学」と呼ばれ、今なお人気が高い。
代表作の1つである『ツィゴイネルワイゼン』(1980年)は、当時のキネマ旬報ベストテン第1位、ベルリン映画祭特別賞、ブルーリボン賞最優秀監督賞、第4回日本アカデミー賞最優秀作品賞等受賞など、映画賞を総なめにするほどの話題作となった。
今回塚口サンサン劇場では、デミアン・チャゼル監督の『セッション』を4月15日(土)から21日(金)まで、『ラ・ラ・ランド』を4月22日(土)から上映するのに合わせて、鈴木清順特集を企画。現在は『東京流れ者』が4月20日(木)まで上映中。
そしてシネ・ヌーヴォでは5月13日(土)から3週間かけて、「鈴木清順監督追悼特集」を実施。『肉体の門』『けんかえれじい』『東京流れ者』『殺しの烙印』『ツィゴイネルワイゼン』など代表作13本を一挙上映する。
元町映画館でも6月以降に特集上映が予定されている。
詳細情報 |
■実施日程 ・塚口サンサン劇場 『東京流れ者』~4月20日(木) ・シネ・ヌーヴォ ・元町映画館 ■映画館 シネ・ヌーヴォ 元町映画館 ■サイト |