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淡路島の洲本オリオンで「淡路島短編映画祭2017」開催へ 上映短編作品を募集中

休館状態を取り下げた兵庫県・淡路島の洲本オリオンで、「淡路島短編映画祭2017」が5月14日(日)に開催される。現在、映画祭で上映する「淡路島のゆかりのある」映像作品を募集中。

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「淡路島短編映画祭」は、洲本市の映画館、洲本オリオン代表の野口仁さんを委員長とする映画祭実行委員会がスタートした映画祭。「映画で自分たちの住む淡路島を盛り上げたい!」という思いから、2014年より始動させた。愛称は「トランカ ミランカ」。「撮らんか、観らんか」という淡路島の方言で、意味は「撮ろうよ、見ようよ」。気軽に映像を撮ってみんなで楽しく観よう、という趣旨を呼びかける。

同映画祭は今回、2年ぶりに洲本オリオンで開催へ。同館は2013年より休館していたが、「島の映画やさん」によるアニメ上映イベントなどの影響もあり、2016年に「休館の取り下げ」を行った。現在は月1回のペースで上映会を開催中。関西エリアだけでなく他の地方からも多数の来館があるという。
そんな流れにも合わせて、「淡路島短編映画祭2017」の開催も決定。島にゆかりの人々が作品を持ち寄った過去2回の映画祭の盛り上がりを、と洲本オリオンの野口さんも期待を寄せている。

オリオンtop
洲本オリオン

また現在同映画祭では、原則「20分以内」の短編映像作品を募集中。ドラマ、ドキュメンタリー、PR映像など。条件は、制作者が淡路島出身で高校生以上、作品のテーマが淡路島に関連、淡路島で撮影した、というもの。スマートフォンでの撮ったものでも応募可能。「集まれ、問題作。世界を震わせろ!」と呼びかける。

ロゴ

イベント当日は、フリーの映画宣伝プロデューサー松井寛子さんと、映画『あったまら銭湯』監督の大継康高さんによる作品の寸評も実施。また、観客の投票によって決まった好評作5点には、読売新聞洲本支局より賞状が贈られる。
さらに、好評作のうち2作品については、映画祭実行委員会による選考を経て、5月19日(金)から5月21日(日)にかけて洲本市で開催される「うみぞら映画祭2017」でも上映される。

「淡路島短編映画祭2017」は5月14日(日)の10時から17時まで、洲本オリオンで開催予定。4月28日(金)まで作品を募集中。当日消印有効、出品料無料。応募方法は「淡路島短編映画祭2017」ホームページにて。

詳細情報
■開催日程
5月14日(日)
 10時~17時

■作品応募〆切
4月28日(金)※当日消印有効

■開催会場
洲本オリオン
洲本市本町5-4-8、TEL 0799-22-0265

■サイト
淡路島短編映画祭2017
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