ドキュメンタリー映画監督の池谷薫さんの4作品が、兵庫県立美術館で4月7日(金)・8日(土)の2日間上映予定。神戸の元町映画館は4月20日(木)から「池谷薫ドキュメンタリー塾 」を開講する。
池谷薫さんは、大学卒業後に、NHKスペシャルなど多くのテレビ・ドキュメンタリーを演出。文化大革命に翻弄された父娘の再会を描いた『延安の娘』(2002年)が初の劇場公開作となった。続いて、中国残留日本兵の悲劇をテーマにした『蟻の兵隊』(2006年)、東日本大震災で息子を失った木こりの老人が家を再建するまでを追った『先祖になる』(2012年)、そして非暴力の闘いに込められたチベット人の心を描いた『ルンタ』(2015年)を制作。それぞれ、様々な映画祭で高い評価を受けたドキュメンタリー映画だ。
今回はその池谷薫監督作4本を、神戸の兵庫県立美術館で一挙上映。上映後には池谷監督が登壇し、トークを行う。
また池谷薫監督は、4月から7月にかけて、合計7回のドキュメンタリー塾も開講。神戸の元町映画館の2階で実施する。
毎回作品を鑑賞して、池谷監督のレクチャーを行い、「ドキュメンタリーとは何か」「作品の良し悪しはどこに現れるのか」「テーマの設定や対象との関係をどう築くのか」など、「撮る」「観る」の両面からドキュメンタリー映画を掘り下げていく講座。ゆくゆくは関西を舞台にした映画制作のワークショップも視野に入れているという。
「KEN-Vi 名画サロン 池谷薫監督特集上映会」は、4月7日(金)・8日(土)の2日間、兵庫県立美術館のミュージアムホールで開催予定。上映終了後には池谷監督のトークも。2回券、4回券もあり。
「池谷薫ドキュメンタリー塾」は、4月20日(木)から7月20日(木)まで、木曜の19時から全7回、神戸の元町映画館で開講予定。参加費は各回2,000円、7回受講で10,000円。定員30名、受講希望者は元町映画館まで。
詳細情報 |
【KEN-Vi 名画サロン 池谷薫監督特集上映会】 ■上映日程 4月7日(金)10時30分~『延安の娘』、14時~『蟻の兵隊』 4月8日(土) 10時30分~『先祖になる』、14時~『ルンタ』 ■料金 ■会場 【池谷薫ドキュメンタリー塾】 ■参加費 ■会場 |