イスラームの文化に理解を深めてもらおうと企画された「イスラーム映画祭」の第2弾が、神戸の元町映画館で3月25日(土)から開催。計8作品が上映される。
「イスラーム映画祭」は2015年12月に東京・渋谷のユーロスペースで始まった映画企画。日本におけるイスラーム教徒、「ムスリム」が増加や、ハラール料理やムスリムファッションへの注目、また世界情勢の変化など。関心が高くなっている「イスラーム」に脚光を当て、イスラームの文化を理解する場としての映画祭がスタートした。
前回に「東京以外の地域でも開催してほしい」という声が寄せられたことから、今年はその第2弾として、1月からユーロスペースと名古屋のシネマテークで開催。神戸でも、元町映画館で1週間にわたり実施される。
映画祭ではエジプト、バングラデシュ、チュニジア、イラン、パキスタンなどの作品を上映。「宗教のモザイク国家」と呼ばれるレバノンや、タイ、インドといった、「ムスリムの割合が少数の国」で製作された映画も取り上げる。元町映画館では計8作品を上映する。
担当者は「映画は、わたしたちがあふれる情報にまぎれて見落としがちな、その文化とともに生きる人々の素朴な姿を垣間見せてくれます。ほかでは観られない多様な世界をスクリーンでお楽しみください」と呼びかけている。
「イスラーム映画祭2」は、神戸の元町映画館で3月25日(土)から3月31日(金)まで開催。料金は一般=1,500円、2回券=2,400円。
詳細情報 |
■開催日程 3月25日(土)~3月31日(金) ■料金 ■映画館 ■サイト |