アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』の公開を記念し、同制作陣によるアニメ「四畳半神話大系」の全11話一気見上映オールナイト企画が、京都みなみ会館で3月25日(土)に開催される。
「四畳半神話大系」は、森見登美彦さんの同名小説を原作にしたアニメ作品。京都大学出身の森見さんが、京都大学の大学生の一人称の形式で執筆。京都を舞台に一筋縄ではいかない登場人物とともにサークル活動を送る主人公の、不思議な並行世界で繰り広げられる青春奇譚となっている。
原作小説は人気イラストレーターの中村佑介さんがイラストを手掛けており、アニメ作品でも中村さんがキャラクター原案を担当。監督は『マインド・ゲーム』などをの湯浅政明さん。シリーズ構成は、京都の劇団ヨーロッパ企画の主宰・上田誠さんが担当している。
今回は、同じ森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」の劇場版アニメーションの公開を記念し、「四畳半神話大系」のアニメ一気見上映を企画した。
アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』は、4月7日(金)に公開予定。監督に湯浅政明さん、脚本に上田誠さん、主題歌はASIAN KUNG-FU GENERATION、キャラクター原案は中村佑介さんと、「四畳半神話大系」と同じ制作陣が再集結した。主人公の声は星野源さん、ヒロインの黒髪の乙女は花澤香菜さんがつとめている。
なおアニメ「四畳半神話大系」は全11話構成。フジテレビの「ノイタミナ」枠で放送され、2010年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞。東京国際アニメフェア2011・第10回東京アニメアワードでもテレビ部門優秀作品賞を受賞している。京都市内の描写が多く、さまざまな京都ならではの場所が登場する。
今回の一気見ナイトを企画した京都みなみ会館の吉田館長は「京都を舞台に描かれた森見登美彦さんの作品が、京都の劇団の上田誠さんの手によりアニメ化されたこともあり、京都で観る価値がとてもある作品です。オールナイトを観終わった朝は、アニメに登場したロケ地の探索に繰り出してもらえれば」と話す。
『四畳半神話大系』一気見ナイトは、3月25日(土)24時開場、翌朝5時終了予定。
料金は前売券が一般=2,800円、学生・会員=2,500円。当日券は3,000円。
映画『夜は短し歩けよ乙女』予告編 |
詳細情報 |
■開催日程 3月25日(土) 24時開場、翌朝5時終了予定。 ■料金 ・当日 ■映画館 |