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猿沢池にレッドカーペット出現 なら国際映画祭

先日行われた「なら国際映画祭」(9月14日~17日)の初日14日(金)に、奈良市の猿沢池で「光のレッドカーペット」が出現。オープニングセレモニーが行われ、エグゼクティブディレクターの河瀬直美さんらが登場した。


猿沢池に出現した「レッドカーペット」

「なら国際映画祭」は、奈良県出身・在住の河瀬直美監督が呼びかけ、2010年にスタートした映画イベント。世界各国の映画上映のほか、若手監督の作品制作助成や寺・小学校での野外上映、アートイベントなどを盛り込んだ、一大フェスティバルだ。
今回猿沢池52段の階段に出現したのは「光のレッドカーペット」。赤く光るライトで作られた幻想的に雰囲気に、集まった観衆からは歓声が上がった。
階段に登場したのは、河瀬さんをはじめ「なら国際映画祭」の主催メンバー、さらにサポーターの市民、そして出品監督や後援者ら。紹介のアナウンスとともに階段を下る1人1人が、大きな拍手で迎えられた。


巨大スクリーンの前でスピーチする河瀬直美監督

スピーチのため壇上に立った河瀬さんは「泣きそうです」と感無量に。
「それぞれの人には物語があります。1つの物語が2つに、2つの物語が4つになる。そうやって、この世界はできています。そんな物語の素晴らしさを教えてくれたのは、この奈良という場所です」と話した。「奈良、日本、そしてこの世界は、本当に美しい場所だと思っています。みなさん、一緒にこの映画祭を楽しみましょう」と呼びかけ、映画祭の開幕を宣言した。


レッドカーペットに勢ぞろい

■サイト
猿沢池にレッドカーペット 「なら国際映画祭」開幕へ 【キネプレ記事】
http://www.cinepre.biz/?p=1774