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「時代劇を話芸で楽しもう」大阪・十三で、人気のサイレント映画活弁ライブ第3弾

活動弁士、坂本頼光さんによる活弁ライブ「活動弁士 坂本頼光 in 十三 vol.3」が7月22日(金)、大阪・十三のシアターセブンで行われる。片岡千恵蔵の娯楽時代劇を上演。

坂本1

同劇場で3度目の開催となる、坂本頼光さんによる今回の活弁ライブ。昨年5月と11月に行なわれた2度の公演の好評を受け、待望の第3回が実現した。
活動弁士とは、字幕のみでセリフや効果音のなかったサイレント映画の時代に、ストーリーの説明や登場人物のセリフを話し、作品を盛り上げた映画解説者。
語り芸が発達していた日本独特の映画文化であったが、トーキー(発声)映画が主流になったころから徐々に弁士が減少し、現在ではその数は10人程度といわれている。

2000年にデビューした後、時代劇を中心に活弁ライブを行ってきた坂本頼光さん。
自作動画やイラストを用いた活弁パフォーマンス、アニメーションの声優やCM・バラエティ番組のナレーションなどその活動は多岐にわたる。
また、関西では天満天神繁昌亭へ定期的に出演するなど、映画ファンのみならず演芸ファンにも広く知られている人気の活動弁士の1人となっている。

今回の上演作品は、「時代劇六大スタア」の1人、片岡千恵蔵の1931年出演作、『男達ばやり』(おとこだてばやり)をセレクト。
池田大伍原作の新作歌舞伎に名匠・稲垣浩とスタア・千恵蔵の黄金コンビが挑んだ、江戸八百八町を舞台に繰り広げられる、軽妙洒脱・絢爛豪華の娯楽時代劇だ。

坂本2

イベント担当者は、「サイレント映画をより楽しむことができる活弁は、観客のみなさんにとっては馴染みの薄いものだと思うが、落語のような話芸のひとつとして体感してもらえれば」と話す。
また、『男達ばやり』は関西で上映の機会が少ない作品でもあるとのことで、「一人でも多くの方に活弁の素晴らしさと共に、スタア片岡千恵蔵の1931年出演作を楽しんで欲しい」と呼びかけている。

「活動弁士 坂本頼光 in 十三 vol.3」は、7月22日(金)19時30分開演。料金は当日2,500円、別途ワンドリンク500円必要。
前売り予約も行っている。

詳細情報
■開催日程
7月22日(金)
19時開場、19時30分開演

■料金
当日2,500円、前売2,000円
※別途、1ドリンク500円が必要

■映画館
シアターセブン
大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5F、TEL
06-4862-7733

■サイト

活動弁士 坂本頼光 in 十三 Vol.3

シアターセブン