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大阪のシネ・ヌーヴォに1日ネコ支配人登場 ネコ映画5作品を一挙上映

大阪・九条のシネ・ヌーヴォXで、5月21日(土)から3週間、「ねこ大好き! ねこ映画特集2016」が実施。ネコ関連作品5本を一挙に上映へ。初日はネコ支配人も登場。

ねこ映画

近年、大きな流行を見せている「ネコブーム」。ネコが出演するCMが増え、スマートフォンアプリでもネコのゲームが急増、SNSや動画サイトでも、上位の人気をネコの写真や映像が占めている。ネコを登場させたドラマや映画も人気で、関西大学名誉教授・宮本勝浩さんが今年発表したレポート「ネコノミクスの経済効果」の試算によれば、2015年の1年間でのネコによる経済効果は、2兆3162億円にものぼるという。

そんな「ネコブーム」に合わせて、大阪のシネ・ヌーヴォでもネコ映画特集を実施。「いたずら好きできまぐれで、あまえたでふわふわ。そんな猫たちをスクリーンで愛でませんか?」とネコをテーマにした5作品を一挙上映する。

実写映画は3本。がんこな元校長先生と、亡くなった妻が可愛がっていた野良猫ミイを通して、町の人との交流と夫婦の愛を描く『先生と迷い猫』(2015年、107分)、1977年に刊行されて今なお多くの人に愛されている絵本「100万回生きたねこ」の作者・佐野洋子さんの晩年の声を記録した『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』(2012年、91分)、ロシア映画で、飼い主を探すネコの愛くるしい姿を描いた『こねこ』(1996年、84分)。

先生と迷い猫
(C)2015「先生と迷い猫」製作委員会
100万回
『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』(C)ノンデライコ/contrail/東風

またアニメ作品も2本上映。第84回 アカデミー賞にノミネートしたフランスのアニメーション映画で、オス猫のディノと飼い主の少女が夜の大都会パリを舞台に冒険をする『パリ猫ディノの夜』(2010年、70分)と、チェコアニメの巨匠ブジェチスラフ・ポヤル監督が描くネコアニメシリーズ「ネコの言葉」(15分)「ネコのお絵描き」(13分)「ネコの学校」(15分)。

ディノ
『パリ猫ディノの夜』(C)Folimage Lunanime Digit Anima
ネコの言葉
「ネコの言葉」Ⓒ Krátký Film Praha, a.s.

特集の初日である5月21日(土)には、1日ネコ支配人のまりちゃんが来客を迎えるという。

「ねこ大好き! ねこ映画特集2016」は、5月21日(土)から6月10日(金)まで、大阪・九条のシネ・ヌーヴォXで実施予定。

詳細情報
■開催日程
5月21日(土)~6月10日(金)

■料金
・当日券
一般1,300円、学生・シニア1,100円、会員1,000円

■映画館
シネ・ヌーヴォ
大阪市西区九条1-20-24、TEL 06-6582-1416

■サイト
ねこ大好き! ねこ映画特集2016
シネ・ヌーヴォ