生演奏でよみがえる名作映画の興奮　大阪でジョン・ウィリアムズ映画音楽公演

『ハリー・ポッター』『スター・ウォーズ』『ジュラシック・パーク』……。映画音楽の第一人者ジョン・ウィリアムズの名曲を生演奏で届ける「グレイテスト・ヒッツ：J.ウィリアムズの映画音楽」が、6月27日（月）の夜、大阪のフェスティバルホールで開催される。

ジョン・ウィリアムズは、映画音楽の第一人者。1967年の初ノミネートから数えて、計50回のアカデミー賞へのノミネートを記録している。これまで多数の人気タイトルを手がけており、『スター・ウォーズ』全7作、『ハリー・ポッター』の最初の3作、『スーパーマン』『ホーム・アローン』などの有名作の音楽を作曲した。特にスティーヴン・スピルバーグやジョージ・ルーカスといった有名監督とも縁が深く、『シンドラーのリスト』『ジョーズ』『ジュラシック・パーク』『インディ・ジョーンズ』『未知との遭遇』『プライベート・ライアン』などを手がけてきた。

今回は、フランスの、「映画発祥の地」として知られ、世界初の実写映画がリュミエール兄弟によって作られたリヨンから、管弦楽団が来日。日本各地で公演を行う予定だが、東京と大阪でのみ特別に、映画にまつわる公演を実施する。
指揮をとるのは、ジョン・ウィリアムズとも親交の深い世界的に有名な指揮者レナード・スラットキン。

実はもともと、スピルバーグ作品の映画音楽のみの演奏の予定だったという同公演。だが出演者の意向により、ジョン・ウィリアムズが手がけた映画音楽全般の中からの特集となった。そのため、『ハリー・ポッター』『スター・ウォーズ』などの作品の音楽も上演される。これは日本のみの再編成となる。
ほかの楽曲は、『ジュラシック・パーク』『ジョーズ』『シンドラーのリスト』『インディ・ジョーンズ』『E.T.』『未知との遭遇』『スーパーマン』。
合間には、指揮者レナード・スラットキンのトークも実施される。

「グレイテスト・ヒッツ：J.ウィリアムズの映画音楽」は、大阪のフェスティバルホールで6月27日（月）の19時から開演。S席12,000円、A席10,000円、B席、8,000円。BOX席14,000円、バルコニーBOX（2席セット）24,000円。
東京のNHKホールでも6月29日（水）19時から開催される。