第88回アカデミー賞の結果が日本時間の2月29日(月)に発表。作品賞に『スポットライト 世紀のスクープ』が、レオナルド・ディカプリオが初の主演男優賞に輝くなどの結果に。各受賞作の関西での上映中・予定状況を紹介する。
作品賞と脚本賞に輝いたのは、『スポットライト 世紀のスクープ』。実話をもとにした作品で、新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いていく物語だ。
TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんばなどで4月15日(金)から上映予定。
監督賞・主演男優賞・撮影賞は、『レヴェナント 蘇えりし者』。レオナルド・ディカプリオが6度目のノミネートにして初の主演男優賞を受賞。前回アカデミー賞に輝いた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が2年連続の監督賞を受賞した。
実話に基づくマイケル・パンクの小説を原作にしており、荒野に取り残されたハンターの壮絶な半生を描いた作品。TOHOシネマズ梅田などで4月22日(金)から上映予定。
ブリー・ラーソンが主演女優賞に輝いた『ルーム』は、エマ・ドナヒューのベストセラー小説「部屋」を映画化した作品で、監禁された女性と息子が外界へ脱出し、社会へ適応していく過程を描いている。TOHOシネマズ梅田などで4月8日(金)から上映予定。
マーク・ライランスが助演男優賞を受賞した『ブリッジ・オブ・スパイ』は、大阪ステーションシティシネマなどで上映中。アリシア・ヴィキャンデルが助演女優賞に輝いた『リリーのすべて』は、3月18日(金)からTOHOシネマズ梅田などで公開。
脚色賞の『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は3月4日(金)からTOHOシネマズ梅田などで上映予定となっている。
また、最多の6部門、衣装デザイン賞、美術賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、編集賞、音響編集賞、録音賞に輝いた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、現在大阪ステーションシティシネマなどで上映されている。
作曲賞の『ヘイトフル・エイト』も同じく大阪ステーションシティシネマなどで上映中。主題歌賞の『007 スペクター』と長編アニメーション賞の『インサイド・ヘッド』は上映が終了している。
外国語映画賞の『サウルの息子』は、シネ・リーブル梅田などで上映中。
長編ドキュメンタリー賞の『AMY エイミー』は7月16日(土)より全国公開が予定されている。視覚効果賞の『Ex Machina』は日本公開が未定。
いずれ劣らぬ名作、話題作ぞろいとなった今年のアカデミー賞。
長年主演男優賞に選ばれなかったレオナルド・ディカプリオがついに栄冠をつかむなど、ドラマも生まれた。
ぜひ今年の話題をさらった作品を、映画館で鑑賞していただきたい。
詳細情報 |
■上映予定 『スポットライト 世紀のスクープ』 4月15日(金)~ 『レヴェナント 蘇えりし者』 『ルーム』 『ブリッジ・オブ・スパイ』 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 『ヘイトフル・エイト』 『サウルの息子』 『AMY エイミー』 ■サイト |