角川映画黄金期をひもとく「角川映画1976-1986[増補版]」の発売と、橋本環奈主演『セーラー服と機関銃 –卒業-』の公開を記念して、角川映画の魅力に迫るトークイベントが2月27日(土)に大阪のロフトプラスワン・ウェストで開催される。
2014年に発売された書籍「角川映画1976-1986日本を変えた10年」。角川映画の「初期黄金期」と呼ばれる1976年から1986年の傑作、『犬神家の一族』(1976年)『野生の証明』(1978年)『復活の日』(1980年)『セーラー服と機関銃』(1981年)などの舞台裏について、様々な角度や関係者の話を集めながらまとめあげた一冊で、当時関西ウォーカーの編集長だった玉置さんが出版に尽力した。メディアミックス手法を推し進めた背景から、大林宣彦、相米慎二、井筒和幸、そして黒澤明ら有名監督のエピソードまでが網羅されている一冊だ。2014年4月には、同書の発売を記念したトークイベントをロフトプラスワン・ウェストで開催した。
2月25日(木)には同書が文庫版として発売に。角川春樹のその後、角川歴彦の「新生角川映画」も大幅な加筆で描いている。
今回は同書の発売を記念し、さらには今年が『犬神家の一族』から40年の「角川映画40周年」とも呼べる年であること、さらにこの節目に橋本環奈さん主演で『セーラー服と機関銃 –卒業-』が3月5日(土)から上映されることにあわせて、トークイベントの開催が決定した。
トークイベントでは同書の著者である作家の中川右介さん、前回のイベントにも登壇した映画通であるシンデレラエキスプレスの渡辺裕薫さんが登壇。
現在はウォーカー総編集長をつとめる玉置泰紀さんが司会を務めるほか、キネプレのネットラジオスタッフ野間ユミカと水瀬みおも、「角川映画をリアルタイムで体感していない」世代として聞き役に回る。
他にも追加ゲストを予定しているという。
当日は、角川映画がどうやって生まれたのか、そのエピソードや魅力をトークで紹介。書籍「角川映画1976-1986[増補版]」の販売も行う。もちろん公開を控える『セーラー服と機関銃−卒業−』や、3月12日(土)公開の『エヴェレスト 神々の山嶺』の紹介も行い、過去の角川映画から今の角川映画までを結ぶトークイベントとなる。
トークイベント「角川映画マニアックトーク2016~角川映画40周年!最新作とナツカシの名作を語る!~」は、2月27日(土)13時から、大阪・宗右衛門町のロフトプラスワン・ウエストで開催。前売1,500円、当日2,000円。
詳細情報 |
■開催日程 2月27日(土) 12時30分開場、13時開演 (15時30分終了予定) ■料金 ■開催会場 ■サイト |