ゾンビ映画の雰囲気たっぷりの協力型立体ボードゲーム「ゾンビタワー3D」が発売され、話題に。ボードゲームとしては異例の「予告編風プロモーションビデオ」も。
ゾンビタワー3Dは、マップを立体的に組み立てることができるボードゲーム。プレイヤー人数は3~4人。20xx年、宇宙から飛来した謎の物体によって、地球各地にゾンビが大量発生。倒壊によって分断されたビルの各所にゾンビが出現する、という状況から脱出を目指す。各プレイヤーは、他のプレイヤーのスペースが見えない、つまりどういう状況でゾンビにどう追い込まれているかを正確には把握できない状態で、ゲームに臨むというもの。プレイヤーは軍人や消防士、刑事、医者などのキャラクターを担当し、能力を駆使しながら、スリットの隙間からカードの受け渡しを行うなどの協力も行い、全員でビルから脱出する。協力型でありながら、各プレイヤーのみに与えられる「小目的カード」の目的をひそかに達成することで、自分の順位を上げることもできる。
同ゲームを制作したのは、日本ボードゲーム大賞2010で第1位を獲得したカードゲーム「キャット&チョコレート」や映画製作カードゲーム「フィルムフィクサー」などを手がけた秋口ぎぐるさんと、宮野華也さん。
発売元は、TRPG、トレーディングカードゲーム、ボードゲームなどのアナログゲームや、ライトノベルなどの小説を発表し続けてきたクリエイター集団グループSNEと、秋口さんが代表をつとめる株式会社コザイク。
同ゲームは、2015年11月に開催されたアナログゲームの祭典「ゲームマーケット」の「ゲームマーケット2015秋」で発表され、発売。立体的に組み立てるボードゲームは珍しいこと、さらに協力型であることなどの理由から、大きな反響を呼んでいた。
発売前には、映画の予告編をイメージした動画も公開。女性3人が「ゾンビタワー3D」を遊ぶ様子を見ながら、ゲームの雰囲気を味わうことができる。
「ゾンビタワー3D」は、ボードゲームショップ、通販サイトなどで販売中。価格は税別4,000円。プレイヤー3~4人、プレイ時間の目安は45分~60分。
ゾンビタワー3D プロモーションビデオ |
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