1990年代に香港でブームとなった「エロ・グロ・バイオレンス描写」を代表する監督・俳優の3作品を上映する「スーパークレイジー極悪列伝」が大阪のシネマート心斎橋で9月12日(土)から実施。18歳以下鑑賞不可。
1990年代に香港で流行した、「エロ・グロ・バイオレンス描写」を打ち出した「Ⅲ級片(成人映画)」ブーム。三池崇史や園子温ら日本の映画監督にも多大な影響を与えたと言われている。今回は、そのブームを担った映画監督のうちの一人、ハーマン・ヤウと、俳優のアンソニー・ウォンの2人にスポットライトをあてた特集企画が実施される。
ハーマン・ヤウはアンディ・ラウとトニー・レオン主演作『インファナル・デイズ/逆転人生』や、ジャッキー・チェンとサミー・チェン主演作『新・愛と復讐の晩夏 ラヴ&デス』などを手がけた映画監督で、これまで60作以上を製作した。
アンソニー・ウォンは、ジョン・ウー監督作『ハードボイルド 新・男たちの挽歌』で注目を浴びた香港出身の俳優で、『インファナル・アフェア』『頭文字D THE MOVIE』『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』など、200本近い作品に出演している。
今回はこの2人のタッグによる3作品を特集。
『八仙飯店之人肉饅頭』(1993年、96分)、『エボラ・シンドローム~悪魔の殺人ウイルス~』(1996年、98分)、日本初公開となる『タクシーハンター』(1993年、89分) の3本を一週間限定で上映する。
8月1日(土)から東京のヒューマントラストシネマ渋谷で実施されていたが、今回大阪でも開催の運びとなった。
「スーパークレイジー極悪列伝」は9月12日(土)から18日(金)までの一週間、大阪・アメリカ村のシネマート心斎橋で実施予定。1作品1,500円。18歳以下鑑賞不可。
『スーパークレイジー極悪列伝』予告編 |
詳細情報 |
■開催日程 9月12日(土)~18日(金) ※各日18時45分~、20時45分~ ■料金 ■映画館 ■サイト |