公開中の『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』のコマ撮り体験教室が、7月11日(土)になんばパークスシネマで開催。多くの親子連れが粘土を使ってのショーンの制作とコマ撮りアニメの撮影を楽しんだ。
『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』(2014年、85分)は、人気アニメーション「ひつじのショーン」初となる長編劇場版。イギリスのアードマン・アニメーションズによる人気クレイアニメ『ウォレスとグルミット』に登場する羊のショーンを主人公にしたスピンオフ作品で、ショーンや、牧羊犬のビッツァー、牧場主、個性豊かな羊たちが折りなす日常をコミカルに描いた短編アニメーションがテレビ放映され人気に。日本でもNHK Eテレで放映され、人気を博している。
今回の初めての劇場版では、都会へ。ショーンが自由な時間を手に入れるため、牧場主を眠らせてキャンピングカーの中に寝かせておくといういたずらを仕かけるが、牧場主を乗せた車が走り出してしまう。ビッツァーも後を追いかけて出て行ってしまい、取り残されてしまったショーンと仲間たちは、ビッツァーや牧場主を探して都会へ向かう・・・というストーリー。
今回は同作の公開を記念し、なんばパークスシネマで「コマ撮り体験教室」を開催。MBS「せやねん!」のオープニングアニメーションなどを手がけた大阪のアニメ制作スタジオPEASのメンバーが講師となり、コマ撮りアニメーションの制作を指導した。
当日は、なんばパークスシネマの一角に、照明とセットを設置した一日限りのスタジオが出現。
参加者たちがまずは、アードマン公認の粘土を使用して、思い思いにショーンを制作した。ショーンが出来上がると、スタジオブースに移動。アードマン公認のアプリが入ったiPadを使い、映画のワンシーンをモチーフにした背景の中で、自由にショーンを1コマ1コマ動かしながら撮影を行った。
ショーンを思い通りに動かすことができて喜びの声を上げる児童や、ショーンの出来栄えを見せ合う家族、細かい工作に熱中するお父さんなど、多くの家族連れがコマ撮り体験を楽しんだ。
ある親子連れは「たくさん撮った!と思っても、映像になると一瞬。コマ撮りの大変さがわかりました」とコメント。「映画は一回観ましたが、アニメーションの動きに注目しながらもう一回観ようと思います」と語った。
『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』は、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、神戸国際松竹などで上映中。
『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』予告編 |
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■サイト ・『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』公式サイト |