多彩なラインナップの3D映画をオールナイト上映する「ヤッター!3D上映ナイト」が京都みなみ会館で7月4日(土)に開催される。ジャン=ピエール・ジュネ、ヴィム・ヴェンダース、マーティン・スコセッシら巨匠の3Dがずらり。
通常のフィルム・デジタル上映を行い、定期的なオールナイト企画も実施してきた京都みなみ会館だが、今回初となるオールナイト3D上映にチャレンジする。
もともとは、6月27日(土)から上映予定の、フランス・ヌーヴェルバーグの巨匠ジャン=リュック・ゴダールの3D作品『さらば、愛の言葉よ』に合わせて、3D映写機材の一時的な導入を決定。その機会を逃さず、今回のオールナイトイベントを企画した。
上映されるのは、多種多様な5作品。
『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督がライフ・ラーセンの異色冒険小説『T・S・スピヴェット君 傑作集』を原作に制作したアドベンチャー・ドラマ『天才スピヴェット』(2013年、105分)、『ベルリン・天使の詩』などで知られるヴィム・ヴェンダース監督が、天才舞踏家ピナ・バウシュの功績を記録した3Dドキュメンタリー映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(2011年、104分)、1978年のカルト・ホラー作品を、『ハイテンション』のアレクサンドル・アジャ監督が3Dでリメイクした『ピラニア3D』(2010年、89分)。
そしてマーティン・スコセッシ初の3D映画で、駅の時計台に隠れ住む孤児の少年ヒューゴの冒険を描いた『ヒューゴの不思議な発明』(2011年、126分)。
また『ヒューゴの不思議な発明』に合わせて、同作が「映画の父」として知られるジョルジュ・メリエスの映画創世記の時代が描かれていることから、そのジョルジュ・メリエスの制作した『月世界旅行』(1902年、16分)も合わせて上映する。こちらのみ、2D上映。
京都みなみ会館の「ヤッター!3D上映ナイト」は、7月4日(土)の夜から翌朝まで。21時50分開場、22時5分開始、翌6時35分終了予定。
詳細情報 |
■開催日程 7月4日(土) 21時50分開場、22時5分開始 翌6時35分終了予定 22時15分~ 『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』 0時20分~ 『ヒューゴの不思議な発明』+『月世界旅行』 3時5分~ 『ピラニア3D』 4時50分~ 『天才スピヴェット』 ■料金 ■映画館 ■サイト |