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阪神間ゆかりの映画2作品上映 神戸の名画座2館でお得に鑑賞 

阪神間にゆかりのある2作品『KANO~1931海の向こうの甲子園~』『繕い裁つ人』が、神戸・新開地の名画座Cinema KOBEとパルシネマしんこうえんで上映される。1,000円もしくは1,200円で鑑賞可能。

KANO繕い

まずCinema KOBEで1週間上映されるのが、『KANO~1931海の向こうの甲子園~』(2014年、185分)。実話を基にした物語で、戦前の日本統治下にあった台湾の代表として甲子園に出場し、準優勝を果たした嘉義農林学校野球部の奮闘を描いている。台湾映画の巨匠、ウェイ・ダーション監督が製作、マー・ジーシアンが初監督をつとめた。弱小野球部を立て直した日本人の監督を永瀬正敏さんが演じるほか、大沢たかおさん、坂井真紀さんらも出演している。
台湾の映画祭で高い評価を得たほか、上映時には大ヒットを記録して話題となった。

KANO
『KANO~1931海の向こうの甲子園~』(C)果子電影

パルシネマしんこうえんで上映されるのは、『繕い裁つ人』(2015年、104分)。同名コミックの映画化作品で、神戸の街の仕立て屋「南洋裁店」の2代目店主と常連客の織り成す日々を描いている。主演は中谷美紀さん。監督は『ぶどうのなみだ』『しあわせのパン』などの三島有紀子さん。

繕い
『繕い裁つ人』(c)2015 池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会

Cinema KOBEの木谷支配人は「両作品とも、直向きさと純真さに心打た­れる力作。ロードショー時に見逃した方や、もう一度スクリーンで観たいという方に、新開地の2つの名画座から貴重な機会をお届けいたします」と呼びかけている。
『KANO~1931海の向こうの甲子園~』は6月6日(土)から6月12日(金)まで神戸・新開地のCinemaKOBEで上映予定。1本立て上映、1,000円均一。

『繕い裁つ人』は6月6日(土)から6月18日(木)まで、同じく神戸・新開地のパルシネマしんこうえんで上映予定。同時上映は『紙の月』。2作品合わせて一般1,200円、会員・学生・シニア1,000円。

『KANO~1931海の向こうの甲子園~』予告編

『繕い裁つ人』予告編

詳細情報
■上映日程
『KANO~1931海の向こうの甲子園~』
 6月6日(土)~6月12日(金)

 ・映画館
 CinemaKOBE
神戸市兵庫区新開地6-2-20、TEL 078-531-6607)

『繕い裁つ人』
 6月6日(土)~6月18日(木)

 ・映画館
 パルシネマしんこうえん
 (神戸市兵庫区新開地1-4-3、TEL 078-575-7879)

■サイト
『KANO~1931海の向こうの甲子園~』公式サイト
『繕い裁つ人』公式サイト
パルシネマしんこうえん
CinemaKOBE