ミニシアターのスクリーン前に高座を設置し、古典落語と名作映画を同時に堪能できる人気イベント「十三コテン劇場~古典落語とクラシカルシネマ ~」の第4弾が、大阪・十三のシアターセブンで6月6日(土)に開催される。
「十三コテン劇場」は、2013年8月よりシアターセブンでスタートしたイベント。「古き良き“コテン”を2つ同時に楽しんでもらおう」と、ミニシアター内に落語の高座を設置して、古典名作落語を披露し、そのあとで世界の名作映画を上映するというもの。「落語をもっと身近に」をコンセプトに、ユニークな落語会を企画・制作しているユニット「さかいひろこworks」がシアターセブンとの共同で開催してきた。2013年8月に始まり、2014年5月、11月と3回に渡り実施。今回は4回目の開催となる。
登壇するのは、落語家の桂米紫さん。ざこば一門に属し、NHK新人演芸大賞やなにわ芸術祭奨励賞、文化庁芸術祭新人賞などに輝いた経歴を持つ若手の注目株で、実は映画監督を志していたことがあるほどの映画好きだという。毎回上映作品も、米紫さんのセレクトで決定している。
今回は、「過去に翻弄される女と男」をテーマに、落語と映画をチョイス。落語は、亡き妻を思う夫の姿が愛らしい「三年目」という演目を、映画は過去の栄光にとりつかれた女優とその屋敷に迷い込んだ男の生活を恐ろしく美しく描いた『サンセット大通り』(1950年、110分)を、それぞれ堪能できる。
また合間には、映画好きの米紫さんによる「落語的語り口おススメ映画紹介」も披露される。
担当者は「かわいくとゾッとと。偏愛的とも言える、二組の男女を高座とスクリーンでご堪能ください」と呼びかけている。
「十三コテン劇場~古典落語とクラシカルシネマ Vol.4~」は、6月6日(土)夜に大阪・十三のシアターセブンで開催。前売2,000円、当日2,200円。ペア割引きも実施する。
詳細情報 |
■開催日程 6月6日(土) 18時45分開場、19時開演 ■料金 ・当日 ■対象映画館 ■サイト |