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「性の多様さ訴えたい」大阪・京都で「関西クィア映画祭」

性と生にまつわる暮らしや生き方をあつかった映画の上映イベント「関西クィア映画祭2012」が、大阪で9月15日(土)~17日(月・祝)、京都で10月12日(金)~14日(日)に開催される。

「関西クィア映画祭」は、2005年7月にスタート。今年で7回目となる。
「同性愛」「性同一性障害」だけでなくトランスジェンダー(出生時に振り分けられた性別とは異なる性別で生きようとする人。性同一性障害も含む)やバイセクシャル、インターセックスなどセクシュアルマイノリティを扱った映画を上映している。
「クィア」とは、もともと性に関して「普通ではない」と考えられている人々への蔑称だという。これを冠することで、少数派を肯定するとともに、「ひとりひとりが自分の性や生き方を選び決めていこう、規範の押し付けに反対しよう」というメッセージが込められている。

以下、上映作品の一部。


『僕らの未来』

『夕立ちのみち』

『不能愛-Love me not-』

『踊ろう!それは床において』

『蘭に生まれて-わたしのインターセックス冒険譚』

同映画祭ホームページでは「典型的であってもなくてもいい、変 (=クィア) でもいい、性のあり方は多様だ、私たちは生きていける」と訴えかけている。
今回はドラマ映画やドキュメンタリー、ミュージカルなど様々なジャンルから、長編15作品・短編5作品の計20作品をラインナップ。大阪・HEP HALLで9月15日(土)~17日(月・祝)に14作品、京都大学西部講堂で10月12日(金)~14日(日)に17作品を上映。

■開催日時
大阪 9月15日(金)~17日(月・祝)
京都 10月12日(金)~14日(日)

■料金
1回券 前売1,300円・当日1,600円
3回券 前売3,400円・当日4,000円

□大阪パス(大阪の全プログラムに有効)
 前売 6,800円・当日8,000円
□京都パス(京都の全プログラムに有効)
 前売 6,800円・当日8,000円
□関西パス(京都・大阪の全プログラムに有効)
 前売 10,000円・当日12,000円

■場所
HEP HALL
(大阪市北区角田町5-15HEP FIVE 8階、TEL 06-6366-3636)

京都大学 西部講堂
(京都市左京区吉田泉殿町)

■サイト
関西クィア映画祭2012
http://kansai-qff.org/2012/